私が小学生の頃、だったと思う。小遣いを握り締めて近所の駄菓子屋さんに走り、不二家の「LOOKチョコレート」を買った。
チョコレートの中に4種類のフルーツのクリームが入っていて、子供心にも大変な贅沢をしている気分であった。貧乏性ゆえ一気には食べられず、一山一山、半分くらい噛んでは中のクリームを眺めて幸せに浸っていたら、クリームの中から何やらモゾモゾと這い出てきた。長さ1cm、太さは0.5mmにも満たない何かの幼虫であった。当時も今も、不二家の衛生管理は変わっていないようだ
チョコレートの中から生きている虫(の幼虫)が出てくるなんて思いもしなかったから非常にビックリしたし、気持ち悪くて、親にも言わず捨ててしまったが、今思えば直ぐ保健所に届け出るべきだった。
いやいや、不二家に直接持ち込んだなら口止め料を弾んでくれたに違いない。少なくとも、今も変わらぬ不二家の企業姿勢なら(*^^)v
ところで、同じような不祥事を起こしても、企業によっては対応が全く異なることに驚かされる。先ず隠蔽して「無かったことに」しようとする会社もあれば、巨額の資金をかけて今も消費者に注意を呼びかけ続けている松下のような会社もある。その判断には会社それぞれに裏の事情もあるのだろうが、不祥事を隠そうとした会社の場合、会社自体に体力が無ければ早晩倒産するのは自明の理である。
不二家は「消える」と見た。


