2012年04月01日

一定の条件を加えると、ほとんどのお客様が間違えること

契約を交わしていて、一通り説明が終わり、記名捺印という段になって、ほとんどのお客様が間違ってしまうことがある。原因は、お客様でなく不動産屋にあるのだが・・・。

それは、連帯保証人の欄に代筆で住所氏名を記入してもらう際に起こる。連帯保証人には予め保証承諾書と印鑑証明書を出してもらうので、当社では契約書の連帯保証人欄の記名は本人の直筆でなくてもかまわない。お客様が現在は自宅から通っていたりすると、(いや、そうでなくても)実家の住所を書き始めたところで何か話しかけると、たいていは連帯保証人の名前の欄に自分の名前を書いてしまうのだ。

自宅の住所の後ろに続けて親兄弟の名前を書くことなど普段は全く無いもの。流れでついつい自分の名前を書いてしまうのは当然だろう。直前まで「ここには親父の名前を・・・」と思っていても、話しかけられて別の話題に振られた瞬間に忘れてしまうもの。

実は、そういう失敗は他の場面でもよくある。買い物に行っていて、何を買うか頭の中に入れていたのに携帯に電話が入って話し込むと、目的の商品の棚の前に立っていても買い物を忘れて帰ってしまうことや、何か突然に他の要因が入ってくることで大切な用事をコロッと忘れてしまったり・・・。

もしかすると、人間が忘れ物をしたり、大切な約束を忘れてしまったり、ということの原因のほとんどがそういうことなのかも知れない。ま、中には元々「無責任なだけ」という者もいるだろうけど。

昨日なんかは、更新に来てくださったお客様に「一番上は家主さんの欄ですから、その下の『契約者』の欄に書いてくださいね」と念を押して、お客様も「ああ、ここですね」と言っていながら家主さんの欄に書き始めたりして・・・。私は何も話しかけたりしてなかったのに(*^^)v

私も今まで何度かそれで契約書の用紙を無駄にしているから、お客さんが記入し始めたら話しかけたり目を離さないよう気を付けようわーい(嬉しい顔)
posted by poohpapa at 07:16| Comment(4) | お客さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする