人生初飛行機を便意で止める、トイレと間違え非常口ドアをオープン
先日、生まれて初めて飛行機に乗った女性が、トイレと勘違いして非常口のドアを開けてしまうという出来事があった。飛行機がまだ離陸前だったため人命に関わるような大ごとにはならなかったものの、離陸後ならば大事故に繋がっていただけに、航空会社は冷や汗モノだったという。
(ここに四川航空の航空機の写真)
中国紙南島晩報などによると、この一件は3月下旬、海南省の三亜鳳凰国際空港で起きた。三亜発重慶経由ウルムチ行きの四川航空3U8759便に搭乗していた40代の女性客が、飛行機が離陸準備に入り滑走路に向かう間に便意をもよおし、トイレに駆け込もうとしたのだが、そこで場所を勘違いした女性が非常口のレバーを引いて開けてしまったのだ。
すると、「バンッ」と大きな音を立てて非常脱出シュートが開き、飛行機は緊急停止。午前10時に飛び立つ予定だった同便はいったん全乗客を降ろすことになり、再び出発できたのは午後1時半過ぎになってからだったという。
渦中の女性は、自分の招いたトラブルに反省しきりだが、航空会社側は一歩間違えれば大事故に繋がっていたこと、また、実際に経済的な損失を被ったことなどから怒り心頭。女性には損害賠償を求める意向だと伝えられている。
この話題に触れた中国のネットユーザーは、やはり女性の“うっかり”に対する批判が大勢を占めているが、中には「飛行機の非常口ドアってそんなに簡単に開けられるものなのか?」などと整備や管理の不備を問う声、「離陸直前の滑走中に、乗客をトイレに行かせたことが悪い」と、乗務員の対応を非難する声もある。
なお、同様の出来事は昨年11月にも報じられており、高雄(台湾)発ホーチミン行きのベトナム航空に搭乗していた80歳の男性客が、やはりトイレと勘違いして非常口ドアを開けようとした。このときは開けられる前に乗務員が阻止して事なきを得たが、飛行機は離陸済みで、大惨事の危険もあったという。
私も田舎者ではありますが、いくら初めて飛行機に乗ったからといって、そして仮に山奥の農村出身者であって、はたまたどんなに「漏れそう」で焦っていたとしても、非常脱出口のドアとトイレのドアを間違える、なんてことは子供でもしないものでしょう。中国の航空会社なんですから、中国語で「非常口」の表示もされてたと思うのですが・・・。だいいち、非常ドアの取っ手はプロペラ(一枚)みたいな形状で大きくてドアも湾曲していますし、このドアの向こうは機体の外、と解かりそうなものです。
最初は「お年寄りが起こした事件」かと思いましたが、40代の女性とか・・・。
安全上のルールなんか何も考えず勝手な行動をとるのは「いかにも中国人らしい」と思います。しっかり賠償金と迷惑料を請求してください。迷惑を被ったのは航空会社だけではありません、他の乗客も被害者であります。
上から目線で冷たい言い方ですが、正直、「可哀相な人だな・・・」、とは思います。
こういうことがあると、海外のローカルな航空会社や格安航空会社の安全対応が怪しく思えて使えなくなりますね。
笑い事ではありませんが、非常口が開いた瞬間、きっと「おしっこ」も引っ込んでしまったことでしょう
