2015年11月16日

私も武田邦彦教授のご意見に同感

ビジネスジャーナルの記事から、

小保方氏博士号剥奪で責任逃れの早稲田大に、「論文読んでない」と批判噴出

 早稲田大学は11月2日、一連のSTAP細胞論文問題を受け昨年12月に理化学研究所を退職した小保方晴子氏の博士号取り消しを決定した。この決定に対し、小保方氏は「今回の決定に失望している。指摘された問題点をすべて修正して論文を再提出した。学術的な理由ではなく、社会風潮を重視した結論だ」とコメントを発表。このコメントに対し早稲田大学が反論を行うなど、両者の主張は平行線をたどっている。

 耳目を集めることになった小保方氏の博士論文問題の本質は、どこにあるのだろうか。

 中部大学総合工学研究所の武田邦彦教授は、11月9日のCS番組『虎ノ門ニュース 8時入り!』(DHCシアター)で、小保方氏の博士号取り消しに関連し、重要な発言を行っている。

「私の調査では、小保方氏の周辺の(同氏とは無関係の)5研究室でも、多くのコピペが見つかっている」

 武田教授は小保方氏の論文を読み「学問的価値があり、立派な論文だ」と評価し、その上で早稲田大学の責任について指摘した。

「学生は半人前であって、指導教官が指導するのが仕事。採点にミスがあったら教師が謝り、本人に被害が及ばないようにするのが学校の責任。採点が間違っていたという理由で、後で取り消されたら、学生の人生が狂ってしまう。私たち博士論文を審査している教授の間では、今回の早稲田大学の措置を“あり得ない”と言っている。名古屋大学のある先生は、『論文を読んでないとしか言いようがない』と言っていた。早稲田大学は逃げただけだ。このままでは日本の教育はダメになる。早稲田大学には、学問の府としてのプライドを持ってほしい」

●回避された大学側の責任追及

 そもそも博士論文の審査は厳密である。博士号の学位は3〜5人が審査する。主査(指導教官)は同大学から選ばれるが、副査は外部の大学から選ばれることも多い。審査には、通常半年程度はかかる。予備審査会、公聴会、審査分科会と進み、そのすべてをパスし、かつ主査・副査の全員が署名しなければ、博士号を授与することはできない。

 小保方氏が2011年に早稲田大学から博士号を授与された際にも、この厳格なプロセスをすべてパスしたのであり、そこにミスがあったとしたら明らかに大学側に責任があると考えるのが当然であろう。主査、副査をはじめ、予備審査会、公聴会、審査分科会に出席していた人々になんの問題もないというのだろうか。

 11月2日の早稲田大学の記者会見によれば、小保方氏のほか、06年以降に博士号を授与した博士論文で、引用不備など訂正が必要なものが89本あり、うち48本はすでに訂正したという。小保方氏の博士論文は訂正を認められず、博士号剥奪という結論となった。

 STAP問題から続く、小保方氏のみに責任を押しつける風潮は、異常としかいいようがない。同問題でも指導教官への責任追及ではなく、小保方氏たった一人への個人攻撃に終始した。

 「現代の魔女狩り」とまでいわれる「STAP狂騒曲」は、いつまで続くのだろうか。

(文=大宅健一郎/ジャーナリスト)


この記事の中で、私が「なるほど・・・」と思ったのは以下の一節、

学生は半人前であって、指導教官が指導するのが仕事。採点にミスがあったら教師が謝り、本人に被害が及ばないようにするのが学校の責任。採点が間違っていたという理由で、後で取り消されたら、学生の人生が狂ってしまう。


私には「小保方氏の論文が学問的価値がある立派な論文」かどうかは分からない。ただ、早稲田大学で小保方氏の論文の審査を担当した教官たちが小保方氏の博士論文をろくすっぽ読んでいなかったのは間違いないだろう。読んでいなかった、と言うより、教官には理解できずに鵜呑みにするしかないモノだった、と言うほうが正しいかも。小保方氏の博士号を剥奪するなら、論文の不備を見過ごした教官にも何らかの処分があって然り、だと思う。あ・・・、昨日の記事の「然り」が出てきた (*^_^*)


次元は違うが、

高校時代、期末試験で私の間違った答えが正解とされていたことがあった。「ラッキー!」ではあったが、その答案用紙を職員室に持って行って、教科担任に「これ、間違ってるのに正解になってるんですけど・・・」と言うと、先生は「ああ、ほんとだ・・・。だけど、私が正解だと思って〇しちゃったんだから正解でいいよ」とのこと・・・。予想してなかった反応で・・・、正直、困った。

実は、私は余裕がある成績を収めていたワケでなく全く逆であった。その1問で追試になるかどうかが決まるくらい切迫していたのだが、当時、私にとっては自分が追試になるかどうかより先生に間違いを認めさせる方が重要だったのである。「落とせる(落第させられる)もんなら落としてみろ!」という意気込みで職員室に向かったのだが拍子抜けしてしまった。今思えば、昔は一事が万事おおらかだった。

卒業式の直後、卒業証書を持って職員室に行って、担任に「物理の中間試験と期末試験と学年末試験、5回とも白紙答案を出しているのに単位が与えられるのはおかしい。落第させるべきでは」と言ったのだが、その時も「卒業証書でも何でもやるから、頼むから出て行ってくれ」と言われた・・・。

先生は、私の人生が狂わないように配慮してくださったんだろう。ま、そう思っておこう

今回の小保方氏の処分(その内容)によって早稲田大学が評価を落としたのは間違いない。もし小保方氏が出した論文が「デタラメな捏造で、他からの引用ばかりで、当然に博士号に値しないモノだった」として、それに対して博士号を与えたのは他ならぬ早稲田大学自身なんだから。

それによって小保方氏や理研には相当な国税を注ぎ込んでいたワケだから、「悪いのは小保方一人」として我れ関せずで逃げるかのような早稲田大学の態度は如何なものか。

以前の構造計算偽造問題、いわゆる姉歯問題の際、欠陥マンションに対して「担保評価がある」と認めて融資を実行した金融機関が一切の責任を取っていないのと似ている。

だから私は武田邦彦教授のご意見に激しく同意するものである。



posted by poohpapa at 05:23| Comment(12) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする