2017年04月07日

対応にちょっぴり悩んだ親子間の賃貸借契約

立川駅の近くの高層マンションの一室を分譲賃貸という形で当社で管理させて頂いている。

家主さんはお医者様で、最近までご自身が院長を務める病院の看護師さんに貸していたが、ワケあってご子息が使うことになった。いちおう親子でも賃貸借契約を結ぶことになったが、私の立ち位置が難しい。元々が、とくに不動産屋が間に入らなくてもいいような話だから、である。

前入居者の敷金清算に関しても全て返却してクリーニング代も差し引かないことにしたし、おカネに関してはとてもキレイな家主さんである。

ご子息にお目に掛かってみると、若いのに物事に動じない腹の座った青年という感じで些細なことには執着しない。気持ちが良いくらいサッパリしているしちっとも偉ぶっていない。それで、こう提案した。

「家賃は対税務署上、安すぎると問題がありますが、今までの家賃12万より2万下げて10万くらいなら問題ないかと思います。2年目以降は法定更新にしましょう。そうすれば同一条件で期限の定めのない契約になりますので手間なしで更新料も払わないで済みますから。もちろん、当社的には更新契約が発生すると有り難いのですが、親子の間で更新料もないものでしょう。礼金敷金も0で宜しいでしょうか?」、と。家賃は12万のまま、他は貸主借主ともそれで了解してくださり、「念のため住宅総合保険だけは入っておいてほしい」との貸主の希望で保険には加入して頂くことに。当社に2年ごとの更新料は入らなくなるがそれが妥当だろう。

家賃の12万は相場より安いが、私が「親子間だから」と思って提案した10万であっても税務署が目を付けるほどに「安すぎる」ことはない。ご子息は「払ったことにする」のでなく、ちゃんと払うようだ。

さて問題は、この最初の契約の当社の手数料である。事務手数料というなら1万〜数万。客探しの手間も広告料も掛かっていないのだからまさかに普通に仲介料を頂くワケにもいかないもの。半分も仕事していないのだから・・・。そうは言っても病院まで何往復もしているし、それで「家賃の半額を手数料として頂戴して宜しいでしょうか?」と訊くと、「ああ、けっこうですよ」と快く了解してくださった。

私としてはそれで充分である。定期検診はサボっているが、家主さんは私の主治医だから (*^_^*)

posted by poohpapa at 06:44| Comment(4) | お客さん(入居者) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする