2017年06月29日

懐かしい物件の数々・・・

先日(今月の23日)、午前中だけで10Kmも歩いた日のこと、

歩きながら街の様子を見ていたら・・・、まあアパートの多いこと。その夥しい数に今更ながら驚いた。当然に「入居者募集中」の看板が貼ってあって、どこもかしこも空室ばかり。

ただ、歩いていてアパートを見る度に、「ああ、ここのアパートも案内したことがあったなあ・・・」と懐かしく思い出されることしきり。決まったケースもあれば決まらなかったことも当然にあって、誰を案内したのか、その物件で決まったのか、そこで決まらなくてどうしたのか等々は全く思い出せなかったのだが・・・、とにかく懐かしい。部屋探しをする人それぞれにいろんなドラマがあったことだろう。

入居者の方が退去するので引越しの立ち会いに行って、ガラ〜ンとなった部屋を見て感傷的な気分になる、ということは以前も書いたのだが、過去に案内した記憶がある物件を見ても懐かしさが込み上げてくる。そういう歳になったのかも知れない。28年もこの仕事をしているし。と言うことは、当時は新築だった物件が今は老朽化していたりして、それぞれの部屋にどんな人生があったものか・・・。とくに、賃貸を主たる業務にしている不動産業者は仲介管理の業務を通して「お客様の人生をサポートする役割」も担っているものだから。

空室、と言えば、昔は広告を打つと退去前に申し込みが入ることもあったし、長くても2ヶ月以内で決まっていた。今より管理物件が多かったのに当社管理物件に空室が一部屋も無かった時期もあった。

長く決まらない部屋の場合はそれなりに理由があることが多い。築年数も経っていて設備が古かったり、駅から遠かったり、その割に家賃が高かったり・・・。管理会社としてアドバイスしたいことは多いが、駅近に移動することは物理的に不可能で、改修するためにはカネが掛かるし、収益が減ることも納得して頂く必要がある。大規模なリノベーションをして頂いたとしても、それなら必ず直ぐに入居者が決まるという保証は無い。周りにいくらでも新築物件があるのだし。安易に勧めればこちらの信用問題にもなりかねないから難しい。

リノベーションする費用がないなら家賃を下げるのが残された選択肢になるが、そうすると「それなりの人」が入ってきて、アパートがスラム化することも考えられる。住宅メーカーや金融機関などが客の利益を考えずに目先の利益を追うからこんなことになる。私なんかは「アパートを建て替えようかと思う」と家主さんから相談を受けても即座に「やりましょう」とは答えないのだが・・・。昨今は新築でも全室が埋まるとは限らないから。

それはともかく、車でなく徒歩で遠出すると、いろんなものが見えてくる。新鮮でもあるし、懐かしい。


ところで・・・、私にしか分からない話だけど、この1ヶ月はいろんな意味で激動の1ヶ月だった。まだ整理がついていたり解決しているワケではないが、28年間で最悪の1ヶ月だった。そんな中で、数としては少ないが「とても良い新規のお客様」に恵まれたりもしている。ご縁は本当に有り難い。

さて、クロアチア旅行まであと35日・・・、知らない国を旅して、早く気分転換をしたいと思う。



posted by poohpapa at 04:57| Comment(2) | 私の街 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする