2017年07月05日

久しぶりのジーンズ購入

私は、以前はスーツとネクタイで営業していたのだが、何年か前から「ノーネクタイでジーンズ」というラフな格好で営業するようになった。本当はお客様や家主様に失礼なんだろうけど、ズボンの皺など気にしないでいられて自分が動きやすいことを優先した結果、そうなっている。

今まで穿いていたのはユニクロのもの。生地が良くないのか傷むのが早い。それに、安い衣料を提供するために海外の工場で現地の人たちが過酷な労働を強いられている話を聞いてからというもの「安く買えればいい」とは思わなくなったから、もうユニクロのジーンズを購入することはない。もちろん、そんなことを言っていたら衣類に限らず何も買えなくなるものだが。だいいち、ユニクロには肥満体用が無い。うちの次男は新聞配達でジーンズが直ぐにボロボロになるので、以前はユニクロで10本単位で纏め買いをしていたようだが。

で、今穿いているジーンズに穴が開いた。ビンテージもの、という雰囲気にはなるのだろうが、さすがに仕事で穿くのに「穴あきジーンズ」というワケにはいかないもの。クロアチアには穿き慣れたジーンズで行くかもしれないが、とにかく新調することにして何軒か「特大ウエストサイズ」のジーンズを置いているショップを見て廻った。それで辿り着いた(戻った)のがフロム中武5階にあるサカゼン。

冬物のジーンズは2枚持っているので夏物を物色していると・・・、寄ってきた店員さんがNさん。商品説明も分かりやすくて、私が何を求めているか直ぐに的確に把握してアドバイスを与えてくれる。私自身も営業生活47年だからNさんの優秀さがよく解かる。押しつけがましくないのも感じいい。そうなってくると、Nさんのお勧めの商品を購入することになる。

優秀な店員は、客が自身で選んだように思わせておいて(客が気付くことなく)自分のお勧め商品を選ばせるもの。もちろん、客を騙すのでなく、良い商品選びのお手伝いをしているにすぎない。それは、我々不動産業やどんな業種にも言えること。Nさんはどんな営業職に就いても成功することだろう。

レジで私がJCBザ・クラスカードを出したら「きれいなカードですね」と言っていたから、あまり出されることはないのかも。エヘン、まあね、JCBの全会員の2000人に一人だもんね、と、ちょっと優越感。ROLEX の腕時計もしてるから、Nさんは私のことを「金持ち」だと思っていることだろう。本当は自転車操業なんだけど。

ジーンズを購入して帰る際、エスカレーターの降り口まで見送りしてくれた。ジーンズを購入しただけなのに私の姿が消えるまで立っていてくれた。「たぶん、まだ立っていてくれるだろうな」と思ったので下のフロアに着く直前に振り返ったら、やはりいた。まるで、和倉温泉の加賀屋である。

加賀屋は宿泊客を駅のホームで見送ったりしていて、仲居さんたちが列車が消えるまで頭を下げている。見送られる客はそんなことは分からないが、そういうシーンを旅番組で放映していたり、他の客が見ていてクチコミで広まったりして、「日本のホテル・旅館100選」で36年連続で1位を獲得している。

その加賀屋は昨年「食中毒」を起こしてしまったが、長いこと営業していれば、どんなに注意していても起こり得る話。それを「加賀屋の驕り」だと言う人もいるようだが、それは単なる僻みだろう。

よく、相次ぐ閣僚の不祥事に「長期政権になった安倍政権の驕り」だと言う人がいて、尤もらしく聞こえるし、多くの人がそう信じているようだが、私はそうは思っていない。今起きている問題は「長期政権の驕り」ではなく、「個々の閣僚や国会議員の資質の問題」なのだ。安倍さんを早く総理から引き摺り下ろしたいマスコミがそういうレッテルを貼りたがっているだけのこと。俯瞰して見ればよく解かる話。

話を戻して、そのNさん、訊けば、毎日「鵠沼」(神奈川)から通っているんだとか。それで向こう方面の美味しいケーキ屋さんの話なんかをしていて、「今日も藤沢の知人から凄く美味しそうな抹茶のケーキが届いたんですよ」と言うと、「わあ、食べたい、少しでいいから分けてください」と冗談を言う・・・。それで一昨日、先ず美味しいチョコレートをお届けして、昨日、その抹茶のケーキを切って「お裾分け」で届けたら喜んでくれた。

うちのが「そんなふうに気を遣う客なんていないんじゃないかな、おとうちゃんくらいのもんじゃないの?」と笑っていたが、私もそう思う。ファミレスもそうなんだけど、私はスタッフとのやりとりや人間関係に重きを置くから、どうしてもそうなってしまう。まあ、深入りしないように気を付けよう (滝汗)




posted by poohpapa at 03:44| Comment(4) | 私の街 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする