2017年07月22日

娘、来たる

火曜日に娘から電話があって、「明日、そっちに行くよ」とのこと。娘の勤め先は不動産屋ではないが、うちと同じ水曜日が定休日。それは私たち親娘にとっては好都合。

「いくら返してくれんだよ」と訊くと、「返せない、税金を払うから」と言う。「じゃあ何しに来んだよ」と訊けば、「食事しに」だと。「たかりに来るワケ?」と突っ込むと、「違うよ、奢ろうと思って」とのこと。てことは「ボーナスが出たけど支払いが重なって返済に廻らないから、せめてもの罪滅ぼし」ってワケね (^◇^)

水曜日の昼過ぎに駅の改札で待ち合わせて、グランデュオ(南口駅ビル)のレストラン街に行くことにした。食物アレルギーの娘でも、何か食べられる物があるだろう、ということで、検討した結果、「まぐろ人」という回転寿司の店に行くことに。うちのと3人で腹いっぱい食べて、結局は私が払った。

せっかく出たボーナスも税金等の支払いで全部吹っ飛んでしまうし、そういう事情を知っていて出させるワケにもいかないもの。ここは娘の気持ちだけ有り難く頂くことにした。

私が「いくら返すのか」と訊いたのは、以前に不誠実な元飼主と動物愛護団体から「結果的に体よく押し付けられた」犬の治療代を私が立替えていた残金の60万のこと。たいていの場合、他人に貸す時には「返ってこないもの」と覚悟して貸すが、我が子からはしっかり取り立てることにしていて、それは甘くしたなら本人の為にならないから。ただし、嫌味は言っても督促はしない。娘は心臓に毛が生えているから鬱にもならないし。

回転寿司を食べていた時に娘が「もしもお父さんがおカネ(治療代)を出してくれなかったらレモンを動物病院に連れて行かなかったと思う」と言っていて、それはその通りだと思う。「連れて行かなかった」と言うより「連れて行けなかった」ことであろう。我が家の家計も楽ではないが、そのカネを出せたのは私しかいないし、娘には「私がなぜ治療代を出したか」その理由を伝えてあって娘も理解している。

その件があって私は「自分の最期は家族を枕元に集めて見送ってもらいたい」と思わなくなった。老後を子供に看てもらおうとも思っていない。何かあってうちのから家を追い出されて孤独死したとしても不満は無い。娘も預かり犬のレモンに対して出来る限りのことはしただろうし私も手伝えたのだから嬉しい。家計が苦しい中、うちのも一切の文句を言わないし思っていないことで、うちのと娘との信頼関係が築けたきっかけにもなったのではなかろうか。いろんな意味で「おカネが生きた」と思う。

エスカレーターで下の階に下りるとTシャツの販売をしている特設コーナーがあった。見ると、全部「いろんな動物」の柄である。娘が「柴犬」柄のTシャツを見て、「これ、あげたい人がいるから買って行こうかな」と言うので「お客さんかよ?」と訊くと、「前のバイト先のスーパーでお世話になった人で、レモンが亡くなった時に、モコ(先住犬)を預かってくれたりして凄くお世話になってて、今、柴犬を飼ってるから喜んでくれると思う」とのこと。ふ〜ん、今も忘れてないなんて、いいとこあるじゃん。娘は私より義理堅い。

ついでに、うちのに「猫」柄のTシャツを買ってくれて、うちのも凄く喜んでいた。残念ながら、娘は実母とはそういう関係になっていない。一人目も二人目も男の子が産まれて「最後になる三人目はどうしても女の子が欲しい」と切望していて産まれてきた女の子なのに・・・、心が通じ合っていない。

私は「親子であっても(或る意味)他人、全く別の人格」だと思っているから離れて見守っているが、元妻は「私は親(だから私の言うことを聞きなさい)」と自分の考えや流儀を押し付けるから、その思いとは裏腹に子供との距離が空いてしまうもの。たぶん、このブログをお読みの方は、私のほうが「自分の考え方や価値観を子供に押し付けようとする」と思われることだろうけど実際は逆。別の人格だと言っていながらも「親だから何かの時には出来る限りの協力をしてあげよう」と思っているし。そこは元妻も同じなんだろうけど、やり方がマズい、と思う。私よりカネを出していたりするが、おカネが生きていないし。

で、その後で伊勢丹の地下と7階で開催されている物産展に連れて行って「何か欲しいものがあれば買うよ」と言ったのだが、それは辞退。だが、「鰻なら食べられる」という話が出たので、今度(先日ハリケーンさんに奢って頂いた)鰻屋さんに連れて行くことにした。まだだいぶ先のことになるだろうけど。

歳とストレスと暑さのせいで体調が優れず、あと何回娘と食事ができることやら・・・、と不安に思う。


posted by poohpapa at 05:27| Comment(0) | プライベート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする