2017年12月15日

生活保護費が引き下げられる件

厚生労働省は14日、生活保護費のうち食費や光熱費などの生活費にあたる「生活扶助費」を来年度から引き下げる方針を決めたようだ。地域や世帯類型によって増える場合もあるようだが都市部や多人数の世帯の多くが減る見通しだとか。厚労省が8日に示した原案では最大1割を超すらしいのだが、当事者や支援団体は激しく反発すると見込まれていて、まあ、そりゃあそうなるだろう。自分が負担するワケでないのだし。

背景には、国が定めた最低賃金より生活保護費のほうが多い現状もあるようだ。真面目に働いている人間が、理由はともかく、働かずに国に食べさせてもらっている人たちより生活が苦しいのは不条理。生活保護受給者に100%支給してしまうのでなく、出来る限りは本人にも努力させるのが当たり前。

何度も書いているが、働いて収入を得たら翌月の保護費から減額されることで「じゃあ働かないほうがいい」となってしまうもの。上司や客に気を遣ってストレスを溜め込んで給料分を保護費から差し引かれるくらいなら、何もしないで全額支給してもらったほうがいい。市の担当者から「少しは働きなさい」と言われないなら働かないで家でテレビを視ているかパチンコ屋にでも行ってたほうがいい、と考えたとしても不思議はない。

青梅市や国分寺市なんかは、「貴方は週に3〜4日、1日5〜6時間なら働けるのではありませんか?。市は足りない部分を援助しましょう」という対応をしているらしい。自分でも働いて保護費の不足分を補わなければならなくなるのは本人の為にもいいこと。精神疾患などで家から出られない人に対しては、市は内職を斡旋してもいいだろう。内職でも月に3万くらいは稼げるだろうし、立川市のように先ず全額を支給する緩々の対応をしていたのでは市の福祉予算は足りなくなる一方。

特定の政党の市議から圧力を掛けられると簡単に保護決定してしまうようだし。だから生活保護が増える一方。反面、保護を打ち切られた人が自殺したり、保護が受けられない母子が餓死したこともある。

私が立川市の財政課長に電話して、「こうすれば年間で(私の試算で)700万くらいは浮きますよ」と提言したが、「なるほど・・・」と言いながら今も何も変わっていない。「財政が厳しい」と言っていながら所詮は他人のカネ、つまりは税金なのだ。「自分で行動を起こして変えていこう、などとは考えない公務員根性」しか持ち合わせていない。700万なんて全体から見れば微々たるものだが、できることからコツコツ積み重ねていかなければ財政再建など成し得ない。立川市の職員はホント腐っている。

保護費が引き下げられても生活保護受給者はまだ恵まれているほう。ホームレスの人たちのほうがよほど苦しいだろう。「保護費の引き下げなどとんでもない」と文句を言っているが、雨露凌げて生活費の面倒も見てもらえるのだから十分だろう。「福祉のお世話になっている」と感謝する気持ちがあれば、そんな不平不満は言えないもの。私なんかは生活保護受給者が「風呂付きAC付きのマンション」で暮らしているのが納得いかない。住まいに関して言えば、トイレが付いていれば充分。世の中には保護を受けずに風呂もACも付いてない部屋で頑張っている人たちもいっぱいいるのだから。

今は本人が部屋探しをしているが、築年数の経過で借り手が付かないアパートやマンションを市が安く借り上げてそこに住まわせるようにすればいい。家主と受給者の問題がいっぺんで解決するのだから。宅建業協会と提携すればそんなに難しい話ではないと思う。立川支部にはそういう提案もしたが、こちらも何も動いていない。支援団体が「人権があ!」などと騒ぐだろうけど、それが税金で食わしてもらう、ということ。最低限の人権さえ守ればいい。卑屈になることはないが、贅沢を言わせてもいけない。

今回みたいに生活保護費が引き下げられる背景は、表向きは「国が定めた最低賃金より生活保護費のほうが多い現状」のようだが、不正受給者が増え続けていることにもあるのではないか。

私は、「全部一律で下げてしまえ」と言っているのではない。個々の状況を踏まえて、本当に保護が必要な人と、そうでない人(虚偽の申告をして受給している奴とか、少しは働けるのに自分では何の努力もしない、しようとしない奴)をしっかり選別して額を決めればよいのだ。

ちなみに、立川市には「不正受給かどうかを見極める方法」も進言したが、それもまるっきり実行に移されていないようだ。現市長がそもそも碌なモンじゃないからどうにもならない。

厚労省、反対や抵抗があることを見越して(最初は)多めの引き下げ幅を提示しているんだろうな。うちも夫婦二人+ノルンで、光熱費や住宅ローン、税金、それと旅行積立3万を除けば毎月7万弱で生活しているから生活保護費の引き下げは大賛成で、もっと厳しくしても良いと思う。

posted by poohpapa at 07:27| Comment(6) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする