2017年12月28日

一昨日の記事の続編

一昨日の朝、私が店に行こうとして大通りに出る角で、「鍵貸して男」とバッタリ会った。

私が店に出るのを待ちかねて「たしか、アイツの家はこっちのほうだったハズ・・・」という感じで私の家の方向に向かおうとしていたみたい。顔を合わせると悪びれる様子もなく「鍵貸してよ。店にあるんでしょ?」と言う。そんな態度では、例え店にあっても「はい、どうぞ」とは貸せない。

「無いよ。どうしても鍵屋さんを呼びたくないなら五日市の大家さんのお宅まで取りに行って来るけど。ちょうど東中神の家主さん宅に伺うんで足を延ばして行ってくるから、12時半に店に来なよ」と言うと、「じゃあ俺が自分で行ってくるよ」と言う。「家主さんはアンタの顔を知らないから、突然訪ねてこられても鍵を貸せるワケがないじゃん。いいよ、私が行ってくるから」と断って、私が行くことにした。さて、気になったのは「昨晩、この男が家に入れなくてどうしていたか」ということ。

訊けば、「一晩中ホームレスをしていたよ」という。酒臭かったし、そんなワケがない。どこか友だちのところに泊めてもらって酒盛りでもしてたんだろう。立川にも何人か連れがいるのは知っているし。私が対応しなかったことで一晩中寒空の下で凍えて震えていたなら、もっと表情に怒りが出ているもの。

「じゃあ、それまで競輪場で待ってるよ。あそこなら暖かいから」とのこと。てことは、普段から競輪場に行っている、と判る。普通は思い浮かばないし、競輪をやらない人なら「行きたくない場所」だから。

男は1時過ぎに店にやってきた。「これ、失くしたらもうアウトだからね」と伝えて鍵を渡した。部屋に入りさえすれば予備の鍵が部屋の中にあるらしい。「オタクで鍵を預かればいいじゃん」と言うが、「アンタみたいなノがいるから預かりたくないんだよ」、である。何かの時に、こちらの都合には配慮せず自分の都合だけで「直ぐ届けてくれて当たり前」と考えるような入居者の合鍵は預かりたくないから。

鍵を預かると「有り難う」でも「すみませんでした」でもなく直ぐ帰ろうとするので、「東中神から五日市までの交通費、払いなさいよ、人件費はいいから」と言うと、「いくら?」と訊く。「310円の往復で620円。それに家主さんに鍵を送り返す費用とで千円ちょうど」と言うと、スンナリ支払った。財布を覗きこんだらお札がいっぱいある・・・。普通なら生活費が切れる月末なのに、なんで??、である。

はは〜ん、待ってる間に競輪で儲けたな・・・、と思った。ならば手間賃も請求すれば良かったか。「管理会社は何でもタダでやってくれて当たり前」という勢いだったのでスンナリ出したのは意外だった。

ここまで邪険にしてボロクソ言っても、険悪な関係にはならない・・・、そこが不思議である。言葉を選んで選んで柔らかく慎重かつ穏やかに諭すように話しても壊れてしまう関係もある。人間て面白い。

てなワケで、「そうだ・・・、後でカレンダーを届けてあげよう」と思い立ち、電話して昨日届けてきた。懇意にしているお仲間さんが保険会社のカレンダーを10部届けてくれて少し余っていたからである。

見てもらって、「ビックカメラの一枚のカレンダーより面積を取らないし、毎月写真が変わるからこういうカレンダーのほうがいいんじゃないかなあ」と言うと、「うん」と言い、「どうする?、使う?」と訊くと、「ふん」との返事。渡して帰ってきたけど、「有り難う」という言葉は出なかった。普通、モノをもらったら「有り難う」くらい言うだろうに。「うん」と「ふん」だけしか言わないから会話が成り立たない。要らない、ということではなく使うんだろうけど、今回の鍵の件でも3年前のお騒がせの時も、この男から「有り難う」とか「すみませんでした」という言葉は全く出ない。薄ら笑いはするけど笑顔は見たことが無い。

年齢は50歳を過ぎているが、もしかすると発達障害なのかなあ・・・。入居者だから関わらないワケにもいかないが、同じ仕事をしても(させられても)気分が良くないからあまり関わりたくないもの。霜降り牛肉など届けてくれなくていいけど、打てども響かない相手のために尽くすのは虚しいし疲れる。

posted by poohpapa at 04:44| Comment(4) | 嫌な客 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする