2018年03月07日

二つ買っておいて、余った手土産が役に立った

ご縁があって、昨日は隣県まで「家を売却したい」というお客様をご紹介頂いて行ってきた。

事前に地図をコピーして持参したが・・・、その地図が役に立たない。住宅地で、道は直線ではなく細くて、しかも目標物が無い。今から35年ほど前、川越に使いに出されて浦和に行っていたほどの方向音痴の私が、地図一つで辿り着こうとしたのが無謀だった。ではあるが、迷ったら人に訊けばいい。

本来なら15分で行けるところを45分掛かっても見つからない。すぐ近所まで来ているのであろうが、このあたりにお住いと思しき何人かの方に「〇〇西の3丁目21というのはどちら方向でしょうか?」と訊くも、どなたも判らない。犬を散歩している人に訊いても判らないのである。

まいったなあ・・・、約束は5時だけどもう5時半だし・・・、お相手はご自分のお宅で待っていらっしゃって「隣の土地建物を売りたい」ということなので寒い中を待たせているワケではないのだが、気になる。後で話すことになるのだが、(不動産屋なのに)電話して「道に迷ってます」とは言いたくない。

困っていたら、年配の奥様が玄関先で植木に水をやっていらっしゃるのに遭遇した。それで尋ねると、「このあたりが22なんですけど・・・、ちょっとお待ちくださいね」と私に声を掛けて、家の中に入っていった。しばらくして何やら冊子を手にして出てきたのだが、町内会の名簿であった。「えっと・・・、21の班長さんは小川さんで・・・、ここを道なりに真っ直ぐ行ったところの左側のお宅で・・・、あ、〇〇さん、有りますね。ああ、ああ、それなら、その先の角を左に曲がって、あとは道なりです。しばらく行った角あたりがそうですね。とにかく、そこを左に曲がったらあとは道なりです」と丁寧に教えてくれた。そこまでして頂くと「有り難うございました」という言葉だけでは申し訳ない。そこで気が付いた。

私は手土産のお菓子を二つ持ってきていた。一つはお客様のお宅に、一つは、一緒に売買を手伝って頂く業者さん向けに、であった。だが、その業者さん、目的地の駅から電話して判ったのだが、この時期になんと火・水と連休を取っていたのである。ということは・・・、手土産が一つ余ることになる。

それで、「丁寧に教えて頂いて助かりました。実は(こういう事情で)手土産が一つ余ってしまいます。なので宜しければお食べになって頂けますでしょうか?」と言うと、「とんでもない、私は道を教えただけですから」と恐縮して辞退なさる・・・。だが、そうして頂けると私も助かるから受けて頂いた。

知らない土地で親切を受けると嬉しいもの。私なんかも、現地まで一緒に案内したり探したり、以前は車でお連れしたこともある。ただし、恩着せがましい私のことだから見返りは欲しい。それは・・・、笑顔。それが何よりの報酬で、その後は「いい気分」で仕事ができるから私のほうが得るものが大きいかも。

はぁ・・・、わたしゃ 喪黒福造か・・・(^◇^)

売買の話は始まったばかり。いいご縁もあったし、上手く進むことだろう。

posted by poohpapa at 07:19| Comment(6) | お客さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする