2018年04月14日

「嵐の後の静けさ」では終わらないかも

先日のテレ朝のバラエティー番組「東京らふストーリー」初回分の動画配信は今日の午前0時20分で配信を終えたが、ご覧になっていたお客様や家主さんから「面白かったよ〜」との電話やメールをたくさん頂いた。もちろん、内容が内容だけに、中には不快に思われる方もいらっしゃったかと思うが・・・、

先日、「東京らふストーリー」とは真逆の(他局の)番組から「不動産業界の問題点を深く掘り下げる内容の企画」でお声を掛けて頂いた。企画が実現するかどうかはまだ判らないが、その番組で私の主張が取り上げられたなら、不動産業界は大きく変わらざるを得なくなるだろうし、それが実現したら、もう不動産屋をやめてもいいかな、と思う。ただし、討論番組ではないので、私と違う立場や考えの人の意見も取り上げて頂いて、視聴者(消費者)にどちらの言い分に理があるか判断して頂くことになると思う。業界の在り方や現状だけでなく空き家問題など広範に取り上げられるのではないかと期待している。

悪く解釈する人は「業界を引っ掻き回して出ていっただけ」と考えるだろうけど、長い目で見たら「私の提案で業界(とくに小規模な業者)を救えるかも知れない」と思っている。業界のトップの一部の人しかそういう危機感を持っていなくて、今は業界全体が同じ危機感を共有していないけど、このまま進めば不動産業界に将来は無い。近場の同業者さんと話していたら、漠然とした危機感を持っていたし、他県の業者さんと話していたら、「数年のうちに多くの業者が消えることになるだろうね」と仰っていた。考えていてくれる人がいて嬉しい。

もしかすると、業界のトップは一般会員のことなど考えていないかも知れない。今まで私利私欲に走るトップばかりだったから。うちの支部の役員も「どうなってもうちの会社は安泰」と思ってたりして。

業界全体が同じ危機感を共有していないのには理由がある。業協会本部で出ている話が支部や一般会員に下りてこないから、である。本部の会合に出ている支部の役員は判っていても末端の会員には伝えようとしていない。「話したってどうせ解からない」と見下しているのか「不確定な話で危機感を煽るべきではない」という判断なのかは不明だが、大切な話は役員だけで隠し持って優越感に浸っているかの如き印象がある。

私に漏れ聞こえてくる話では、私がこのブログで発信している内容と同じ事柄が本部で取り上げられていることもあるようだが、うちの支部からは会員業者に伝わってこない。逆に、私が「こういう問題を立川支部から本部に発信してはどうか」と提案しても、下から上に意見が上がることも無い。

これは、役員だけを批判できない。我々会員も「本来ならば1000万を供託しなければ開業できないところ全宅か全日のどちらかに加盟すれば60万の供託金で開業できる、だから取りあえず入会はするけど後は好きにやってくれ」とばかり、協会の活動に無関心でいるからいけない。宅建業がどこに向かおうとしているか、ということに無関心でいることがやがて自分たちの首を絞めることになるのだが、そういうことには思い至らない。イジメ問題でもそうだが、無関心は、或る意味加害者よりもタチが悪い。

立川支部なんか見ていても、本音では「会員が支部の活動に関心を持ってくれないほうが面倒臭くなくていい」くらいに思っているのではないか、と私は疑っている。10年20年と役員を続けている言わば顔役という人たちで私物化されている感がある。会員業者のほうを向いて運営されているとはとても思えない。支部長と面談していろいろと改善提案をさせて頂いたが、何も変わらないし。

今、声を掛けて頂いている番組の企画が進むかどうかは不明だが、ぜひ実現してほしい。でないと・・・、


私は「ただのスケベ爺」で終わってしまうから (おい)

posted by poohpapa at 06:12| Comment(2) | 不動産業界(全般) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする