2018年04月24日

自分は運が強い・・・

以前も書いたことがあるが、私は強運の持ち主だと思う。海外旅行4回、国内旅行2回を含む様々な懸賞(額にして300万円ほど)に当たっている籤運もだが、とくに人の運に恵まれていると思う。

何かで行き詰まると、必ずどこかから助け舟が出てくるし、それがいつも同じ人とは限らない。嵐が静まった後、疎遠になってしまうこともあるが、古い付き合いがずっと続いていることのほうが圧倒的に多い。半世紀以上も前に卒業した中学の担任の先生とは今もご厚誼を頂いていて、卒業して40年も経ってトルコを二人で旅したのは一番の自慢。おそらく、日本中探しても私だけだと思うし。それは中学卒業後に交わした約束を実行してくださった先生が素晴らしいのだけど。

以前は私の属性では住宅ローンが組めなかった際、住宅ローン会社の担当者Sさんが、住宅新報に連載している私のコラムをいつもお読みくださっていて、そのご縁でローンを通してくださったこともある。

で、本業の賃貸仲介・・・、飛び込み客は街場の不動産屋には来ないし、なかなか空室が埋まらない、ということは、経費は掛かっても売り上げは無いことになる。更新料で食べていけるほど管理物件も無い。

ところが、有り難いことに、今までうちの店ではほとんど無かった売買の話でのご紹介が何件か飛び込んできて、そのうちの2〜3件は契約に至りそう。元々が安めの給料に設定しているからこれ以上減給になったら生活は立ち行かなくなるのだが、いつものように助け舟・・・。まだ先の話だが、ヘタしたら(上手く行けば)今年は過去最高の売り上げになるかも・・・(捕らぬ狸の皮算用)

売買だけではない。賃貸でも、ある会社の女性社長が、娘さんが不動産屋に勤務しているのに、私に従業員の方の部屋探しを任せてくださっていて、今日は夕方から案内で八王子まで出掛ける。今日の午前中には、その社長の駐車場の契約でお仲間さんを訪問する。金額にすれば大きくは無いが、そういうお気持ちが何より嬉しい。もう何年も前、私が娘さんの駐車場を斡旋して、もう一台必要になった時、娘さんが「契約した店に行けば直ぐ借りられるんだから(それでいいのでは)」と言ったら、「そんな不義理をするものではありません。その会社を知ったのは坂口さんのご縁でなんだから、例え数千円の話でも筋は通しなさい」と仰ったとかで、後で娘さんから「母から叱られました」と聞かされた時は涙が出た。その社長のお仕事は順調に伸びていて、「だからなんだな・・・」とよく判る。

不動産屋って、そこそこ義理堅いお客様が20〜30人もいれば潰れることは無いみたい。私も義理堅いほうだとは思うが、時に、心ならずも不義理をしてしまうことがある。後で「判らないように埋め合わせする」こともあるし、それっきりになってしまうこともある。だから人生も人間も面白い (無責任 💧

何より、同級生の1割は亡くなっているのに、この歳でまだ人生を謳歌していられるのが強運だと思う。


posted by poohpapa at 05:33| Comment(6) | うちの店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする