うちのが「気分転換しておいでよ」と小遣いを持たせてくれて送り出してくれた横浜・・・、最高の気分転換になった。誘ってくれたTさんに大感謝、である。
ここ数年の中で、こんなに楽しかったのは何年ぶりだろ・・・、と思う。途中で仕事の電話は何本か入ったが、それでも、そんなのは問題じゃなかった。普通は、一緒に遊んでいる時に仕事の電話が入ったりするとシラけたりするものだが、Tさんは同じ仕事をしているから理解して気にしないでいてくれたし・・・。
写真もたくさん撮ってきたので、後日あらためて記事にしたいと思う。
で、私がTさんと氷川丸の船内を見学していた時、私の携帯が鳴り、画面を見ると旅仲間であるYさん。出ると、「今、赤レンガ倉庫の近くにいますが、どこにいますか?」とのこと。氷川丸からは赤レンガ倉庫はよく見える。距離にすると(近いように見えても)500mくらいはあるような・・・。「そこから氷川丸が見えますか?、今、手を振ってますが」と言ってやったが見えるワケがない。だが、せっかく近くにいるから落ち合うことに。
旅仲間である茨城の歯医者さんご夫妻。朝、私のブログの記事を見て、「横浜に行けば久しぶりに会えるかも知れない」と、はるばる茨城から横浜の「みなとみらい」まで来てくださったのだ。もちろん、元々行きたかったと思っていたから、かも知れないが。うん、きっとそうだろうけど。
ちょうど中間地点に遊覧船乗り場があるので、そこで落ち合って、4人で海から「みなとみらい」の景色を楽しむことにした。後で夜景を観るために船に乗るつもりではあったが、昼間観るのも楽しい。
ちなみに、うちのは女性を見る目が厳しいのだが、Yさんの奥様のことをいつも「最高の奥様」と言っていて、私も、どうやって見つけたんだろ、と不思議に思っている。おそらくは何十回「合コン」をしたとしても出会えるなんて無理。いや、部屋探しと一緒で、多く見れば見るほど分からなくなるものだろうし。
そのYさんご夫妻から「我々も夜景を観たいと思っているのですが、その前にステーキを食べに行きたいので一緒にどうですか?」とお誘いを受けた。私とTさんに奢ってくださるつもりらしい・・・。私はふだん夕食はほとんど摂らないが、奢り、しかもステーキ、というなら話は別である (おい)
Tさんは「初対面だし、ステーキなんかご馳走になるのは申し訳ないので・・・」と躊躇っていたが、「大丈夫だよ、気にしなくちゃいけない人たちじゃないし、患者に金歯を3本くらい入れさせれば費用は出るから」などと滅茶苦茶な論理で説得した。そのあたりは後日記事にしたい。
ところで、帰りの電車の中で対照的な出来事があった。桜木町から京浜東北線で川崎に出て、南武線で立川までは一本、始発駅だし座席の端に座っていると、となりの席が空いていて、その隣りに30歳くらいの女性が座っていたのだが、そこにカップルが乗ってきた。空いていたのはその女性の両隣の席。それで女性が私のほうに寄って詰めてあげたのだが、カップルは会釈一つしないで知らん顔・・・。なんだかな〜、だった。
いっぽう、私の目の前に(ご主人が小さな娘さんを抱っこした)ご夫婦が立ったので、私も疲れてはいたけど、ご主人の腕を軽くトントンして、「どうぞ」と言って腰を浮かせたら、ご主人も奥様も「有り難うございます。直ぐ降りますので大丈夫です」と感じ良く仰って頂いて、隣の尻手駅で降りる際、私に再度お二人が丁寧にお礼を言ってくださって感激した。娘さんは眠っていたから、経験上、寝ている子を抱っこしているのは(歩き疲れている私より)辛いものだと思う。おそらく途中で降りるだろうから、私はそこから座ればいい、と思っていた。
いろんな方の善意のおかげで、気分良く家路につくことが出来て大感謝の一日だった。