2018年05月13日

怖い電話 (^◇^)

見慣れない電話番号から着信があった。私の携帯、今は、同業者、取引先、お客様、友人知人など約900名、固定と携帯、それにFAXで2500件ほどの番号が登録されているから、名前が表示されなければたいていは新規の人から、ということになる。出てみると・・・、

「すみません、私、〇〇と申します。そちらはGマンションの管理をなさっている不動産屋さんでしょうか?」と訊く。現在入居者募集中の部屋もあるが、どうやらその問い合わせでないことは雰囲気で判った。私が「はい、当社で管理させて頂いておりますが・・・」と言うと、「私、101号室の佐藤さん(仮名)の友人なんですが、ここ数日、携帯に電話しても家の電話に掛けても出ないのです。それで心配になりまして・・・」とのこと。

佐藤さんは30年前にそのマンションが建った当初からの入居者で、ご高齢の夫婦お二人での入居。私も固定電話と携帯の両方に電話してみたが出ない。それで携帯に「連絡を頂けるよう」Cメールを送っておいた。幸い、同じマンションに家主さんも住んでいらっしゃるので電話すると、「そう言えば、最近はお孫さんの姿も見えませんね・・・」と心配そう。家主さんが「様子を見てきましょうか」と言いかけたところにキャッチホンが入った。発信者は佐藤さんだった。「あ、佐藤さんから着信が入りました。後ほど掛け直しさせて頂きます」と伝えて一旦電話を切らせて頂いて、出ると佐藤さんの元気そうな声。「こういうワケで〇〇さんが心配なさって電話をくださったんですよ」と事情を説明すると平謝り。「直ぐに〇〇さんに電話してあげてください」とお願いして、家主さんにもご報告。安堵なさっていた。

ご高齢の夫婦だと、どちらかが卒中や心臓発作で倒れたりすると、動転した伴侶がショックで心臓発作を起こしたりして二人とも帰らぬ人に・・・、なんてことも起こり得るから怖い。ヘタすると事故物件になりかねない。

半年ほど前も、仲間と飲み会の約束をしていた別の入居者が、約束の時間になっても待ち合わせ場所に現れず、携帯に電話しても出ないので心配した友人が私の店に飛んできたことがある。たまたま飲み会の前日に「体調が悪いから」と早退していたので同僚が「もしかして・・・」と心配したのだが、その時はなんと、集合時間を2時間も間違えていて、入居者は「まだ時間があるから」と携帯をマナーモードにして寝ていて着信に気付かなかっただけであった。同僚が後日菓子折を持ってお詫びに来てくださった。

私自身も前期高齢者だから他人事ではない。こういうことはこれから何度も経験するだろう。

posted by poohpapa at 04:50| Comment(6) | お客さん(入居者) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする