私の机の上に、100円ショップ(キャンドゥ)で買った「まったりキャット」が置いてある。
夜は動かないが、昼間は曇天の窓越しの光でもシャカシャカ動いていて、見ていると和む。それで、ふと思いついた。店のウィンドーの下のほうに少しスペースがあるので、そこに並べたら面白いのでは、と。ちょうど6体分の横幅で、猫の色は3色だから2体ずつ並べて6体が動いていたら目立つかも。
駅周辺の100円ショップはダイソーばかりで、そこには「まったりキャット」は置いてない。たまたま法人の更新契約で駅から3kmほどの若葉町の「けやきモール」の近くまで行くことになって、「けやきモール」にはキャンドゥが入っていて置いてある。私の家にあるのはそこで買ったもの。
更新契約を済ませて帰る途中にキャンドゥに寄ったら、品薄で2色しかない。しかも一種類は一体だけ。それで、別の店舗に在庫を確認してもらったら、逆に、足りない色のがあったので、うちの店からは遠いが取り置きしておいてもらうことにした。そこに、某営業マンから電話。「ちょっとお願いしたいことがあって、後で伺ってもいいですか?」と訊く。願ってもない問い合わせである。というのも、その営業マンは自転車で動き回っているし、私が後で徒歩で行くつもりだったキャンドゥの店舗には奥様が勤めている。
それで事情を話し、「お使いを頼まれてよ」と言うと快く引き受けてくれた。それで6体揃った。「立ってるものは親でも使え」である。昔の人の教えは合理的だとつくづく思う。
で、3種類 × 2で6個揃ったのだが・・・、同じ条件下に置いておいても動きの鈍いネコもいる。うちのに話したら、「それがその子の個性だと思えばいいじゃない」だと・・・。なるほど、うまいことを言う。元々が100円ショップの商品だし、返品だの交換だのとは考えていない。するとしたら買い増しになるが、たしかに、そういうのは人間でも同じことが言えて、欠陥ではなく個性と捉えるべきものかも知れない。
昨日の夜、設置しておいたので、今朝お店に行けば6匹並んでシャカシャカ出迎えてくれるだろう。
ところで、その営業マンの用件は面白い依頼だったので後日記事にしたいと思う。