例の「殺人タックル」問題で、日大の内田監督が辞意を表明し、会見を開いて、ようやく「全ての責任は私にある」と述べたようだが、今となっては逆効果でしかない。遅すぎるのだ。
日大の選手でさえ、もう監督は信頼しないだろうし、結果的に内田監督が潰したのは相手チームのQBではなく自分のチームの選手。そんな監督がどこにいるよ!?、くらいの話。「相手選手を潰すくらいの勢いでぶつかれ」ならともかく、指示は「(本当に)潰せ」だから最悪。選手が気の毒だ。
先日、日大の付属高校から日大に進んだ某企業の営業マンが来て「私の高校の隣りが日大アメフト部のグラウンドで、アメフト部の選手たちとも交流がありましたが、みんないい人たちでした」とのこと、そうだろうな、と思う。チームプレイの競技の選手だから、仲間を思う気持ちは人一倍強いことだろう。「ですが、今は『どちらの大学の出身ですか?』と訊かれても答えにくくて・・・」と苦笑していた。ま、みんなすぐ忘れるだろうけど。
さて、昨日は朝食も昼食も満足に食べられなくて、「夜くらい何か美味しい物が食べたい」と思って、うちのと伊勢丹に買い物に行った。お目当ては「本マグロづくし」で、赤身と中トロと大トロが2貫ずつ入っている小さなパック。6貫でも999円だが頗る旨い。私は刺身が苦手だが鮪のトロなら食べられる。体調が悪いと「先が短いかも知れないから今のうちに食べたいものを食べておこう」と考えるから、ついつい贅沢になってしまう。
で、ワイン売り場の横を通ったら、いつもの試飲コーナーに外国人客が・・・。いつもなら4ヶ国語が話せるフランス国籍のソムリエさんがいるのだが、どうやら休憩時間のようで、お相手していたのはソムリエのKさん。喋れるのは日本語だけ。我々が寄っていくと、助けを求めるように我々にも試飲を勧めるが、私も日本語しか喋れない。あとで判ったことだが、どうやらその外人さん、フランス人だったようだ。とても紳士で、自分の試飲より先に我々に順番を譲ろうとしてくれた。
実は、いつものソムリエさんが(滝川クリステルみたいに)フランス語を話すのを聞いたことが無かったので、そこにいてくれたら聞けたのに・・・、と残念ではあった。顔も日本人だし、普段は日本語で会話しているから想像がつかない。いつか聞かせて頂ける機会はあるだろう。英語以外の言葉が話せる人には凄く憧れる。(女性なので、正しくはソムリエールだが、今後もソムリエさんと表現させて頂く)
てなワケで、Kさんがアタフタしている様子が面白くて、お陰で少し元気を頂いた (^◇^)