2018年06月10日

結愛ちゃん、何の為に産まれてきたのか

あまりに痛ましくて記事にできない思いでいたのだが・・・、やはり書いておきたい。

結愛ちゃんを見殺しにした児童相談所の大罪 サボタージュ職員への罰則規定が必要だ

ここに書かれている意見は全て正しいと思う。結愛ちゃんは母親の連れ子で、今の父親との間に産まれた男児は両親と一緒に外食に連れて行ったりもしていたようで、その弟が大きくなって、「自分だけ両親にレストランに連れて行ってもらったりして十分な食事を与えられていたのに妹は虐待を受けて餓死させられていた」という真相を知ったならどう思うだろうか。いや、こんな親の子供なら人の痛みが解かる大人にはならないか。

自分がお腹を痛めた子供を再婚相手と一緒になって虐待する・・・、普通なら「こんな男じゃダメだ・・・」と判断して別れるか、子供を連れて家を飛び出すものだろうけど、生活力が無ければ「男にすがる」しかなかったんだろう・・・。食事を与えていないことは自分も知っていたのだから夫がいない時に食事をこっそり与えることもできたハズ。知恵も無ければ勇気も無い、何より愛情が全く無い。

毎年何人もの子供が虐待を受けて亡くなっていて、児童相談所が全く把握していなかった例などほとんど無く、何件もの通報が寄せられていたにも関わらず悲惨な事件が起きている。

記事中に、

 6月8日の小池百合子知事は、「品川児童相談所が出かけたが、会えなかったという不幸が重なり、尊い命が奪われた」と都の定例会見で述べています。「一度は訪問した。会えなかった不幸が重なっただけ」と言っているように聞こえましたが、6月9日朝のフジテレビに出演した後藤啓二弁護士によると、3年前から児童相談所の対応を改善することを求める要望書を何度も提出してきたが、知事からも児相からも、無回答が続いたそうです。

とあって、「うちの立川支部と似ているな・・・」と思った。支部に対して「業界全体や支部の運営についての改善案」を正規の手続きを踏んで伝えても、前福本支部長からは「理事の総意としてお答えいたしません」という FAX 一枚が流れてきただけで終わりだったし、現永井支部長には面談して同じ内容を伝えたが、何一つ動きが無い。動きが無いから当然に報告も無い。会員の声に向き合わない業界団体なんてあるのか??

「我々はボランティアで、役員のなり手がいないから仕方なく引き受けている」と言う役員もいるが、何も旨味が無ければ「私は一期務めたんだから次は他の人にやってもらってくれ」になるもの。大半の幹事や役員はそうは言わずに何期も続けている・・・。何かで動けば手当も出るからボランティアではないし、役員を務めることで名誉欲を満たされることだろう。もちろん、手当を出すのはかまわないが。

役員たちは何を護ろうとしているのか・・・。少なくとも、「業界の将来や会員業者ではない」ことだけは判る。だから立川支部は腐っているし、役員たちは役立たずのポンコツ揃いでしかない。

今年行われた支部長選挙でも前々回に福本支部長を当選させるために「対立候補が立候補できなくなるよう」変更した立候補規約でそのまま行われるので、益子選挙管理委員長に「なぜ改めなかったのか。不公正な規約なんだから今からでも改めたらどうか」提案したが、「もう間に合わないし忙しくて出来ない」との回答。私は何年も前から指摘していたのだから、そんなのは理由にならない。無能な人間の常套句でしかない。

児童相談所も全宅の立川支部も、日本中の様々な組織において共通して言えること、それは、

昨今は「何かあったら私が全責任を取る (だから思い切ってやれ)」と言える上司や責任者がいなくなった
、ということ。真っ先に考えるのは自分の身の保全。今回の件で言えば「子供の命は後回し」で、人員が足りないことも忙しいことも言い訳にしかならないのに、先にそういう弁解が出る・・・。てことは「悪かった」と思っていないことになる。ま、日大も似たようなものかな。

まあね、「何かあったら私が全責任を取る」なんてカッコいいことを言っていても、後で何か問題が起きたら「やったのはアイツです」と言って逃げる上司も多いけど。

人間のしていることだから、虐待も虐待死もゼロにはならないだろうけど減らすことは出来るだろう。結愛ちゃん・・・、何の為に産まれてきたんだろう・・・。母親の再婚相手のウサ晴らしの道具として使われる為だったのか・・・。どんな事情があったにせよ、今回の事件で一番罪が重いのは母親。次に再婚相手と児童相談所。

児童相談所は、不作為による「殺人の共犯者」、とも言えるのではないか。

結愛ちゃんの手紙・・・、5歳児の文面ではないように思う。母親はそれを読んで何も感じなかったのか。極論だけど、罪を償って社会に復帰しても、こいつらが世の中の役に立てる人間に更生している、とは思えない。死ぬまで福祉や警察の世話になって生きていくのではなかろうか。たとえ、あの世で結愛ちゃんと再会しても「ごめんね」とは言わないだろうな。あ・・・、結愛ちゃんは天国行き、こいつらは地獄行きだから会えないか。

願わくば、「刑務所では出所まで一日一食、それも、おかず無しでご飯半膳だけ」にしてほしいものだ。




参考 = 結愛ちゃんの手紙  (15時18分 追加)


 ママ もうパパとママにいわれなくても

 しっかりじぶんから きょうよりか

 あしたはもっともっと できるようにするから

 もうおねがい ゆるして ゆるしてください

 おねがいします

 ほんとうにもう おなじことはしません ゆるして

 きのうまでぜんぜんできてなかったこと

 これまでまいにちやってきたことを なおします

 これまでどんだけあほみたいにあそんだか

 あそぶってあほみたいだからやめる

 もうぜったいぜったい やらないからね

 ぜったい やくそくします

「パパ、ママ、もうおねがい ゆるして ゆるしてください」




posted by poohpapa at 06:12| Comment(4) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする