同じ「すかいらーく」系のレストランでも、ガストは親しくさせて頂いているマネージャーさんもスタッフもいなくなって訪れる間隔が空いてしまっていて、今は専らバーミヤンか Jonathan's。先日、うちのとランチで行った Jonathan's での出来事。
注文を取りに来たスタッフは見慣れない顔・・・。注文した料理と伝票が届いた後で、ベテラン女性スタッフが「伝票が間違っていましたので訂正させて頂きました」と言って、書き直した伝票を席まで届けに来た。注文を受ける際に、他にも小さな不手際があったし、まだ慣れていないんだろう。ベテランさんが気付かなければ我々はそのまま会計して帰ったかも。
で、何を間違えたんだろう・・・、と思って伝票を見たら・・・、
うちのと二人で行ったのに「ドリンクバー 7」となっていた。そもそも、ドリンクバーは飲み放題であって、各人が一人分を注文すれば好きなだけ無制限で飲んでいられるのだから余計な口数を注文するワケがない。それでベテランさんが「−5」に直してくれたのだが、それも間違い。うちのが注文したのは「ジョナ得セット」で、ドリンクバーが最初から含まれている。だから「−6」にするのが正しい。そう指摘して再び直してもらった。
帰りにレジに行くと、担当してくれたのはさっきのベテランスタッフ。笑顔で丁寧にお詫びを言われ、今開催中の利用代金1000円につき一枚引けるクーポン籤を「3枚引いてください」と言う・・・。我々の食事代金は3千円を超えていない。なので、本来なら2枚のハズ。でもって、引いたクーポンの内容がダブっていたら、「結構ですよ、引き直ししてください」と言う。それで、ダブったクーポンを箱に戻して引き直し、3種類のクーポンをゲット。これ、そのスタッフの方でなければ籤は2枚だっただろうし引き直しもさせてもらえなかったと思う。
ふだん、立川支部の支部長選挙の立候補規約を「八百長選挙だ」と糾弾しているが、そういう八百長は大歓迎である。実は、バーミヤンでも同様のキャンペーンをしていることがよくあって、同じように顔なじみのスタッフから引き直しさせてもらっている。バーミヤンではもっとヒドイ。スタッフが我々にはこっそり「適当に多めに引いて選んでいいですよ」と言ってくれるので、無茶はしないが、そうさせて頂いている。
千円単位で一枚、というのを厳格に守るのは間違いではない。だが、商売ということで考えたら「四捨五入」でいいように思う。それで丁度バランスが取れる。ま、600円くらいならともかく800円以上くらいなら、一枚引かせれば客は喜ぶ。そうすれば次の来店に繋がる。2980円で「2枚お引きください」と言われたら、「このスタッフ、好かん」になったりする。融通の利かないスタッフのほうが多い。
帰り際、「さっきの(間違えた)スタッフは新人さんですね。彼女、直ぐに慣れて、いいスタッフになりますよ」と言うと、「前向きなので、私もそう思っています」と笑顔。新人スタッフを育てるのは先輩ばかりではない、客も一緒になって育てるものだと思う。以前も書いたけど、客の心無い一言で(伸びるハズの)新人スタッフが潰れてしまったり、何かで挫けそうになっていたスタッフが客の温かい激励や称賛で立ち直ったり、ということは往々にしてあることだと思うから。これからも遠くから成長していく姿を見ていよう。
それにしても、馴染みのスタッフがいてくれる、というのは本当に有り難いし楽しい。