昨日、同業者(敬称は付けない)から物件の問い合わせがあった。案内したい、とのことだが、鍵は当社にあって、来社が夕方6時半になると言う。たいていは鍵が現地対応になっていて、その物件も当初は現地対応になっていたのだが、私の知らないうちに家主が回収していたので、鍵を当社に取りに来てもらう必要がある。「営業時間は何時までですか?」と訊かれたので、「6時までですが、お待ちしていますよ」と伝えた。
で、昨日は仕事で遠出していて体調も芳しくなかったので、5時すぎに、うちのに「今日はもう帰るわ」とメールして店を出て、「ああ、そうだ、6時半に業者が鍵を取りに来るんだった」と思い出し、店に戻って事務仕事を片付けながら待つことに。だが、7時近くなっても来ない。その店のホームページを見たら営業時間は7時までになっている。てことは、7時過ぎたら留守電になってしまうかも知れない。せっつくのも悪いかな、と思ったが、このまま待ち続けるのも辛いので思い切って電話してみた。すると・・・、
電話に出た女性が固定電話の着信を担当者の携帯に繋いでくれた。へえ、そんな機能があるんだ・・・、と感心しながら待っていると、担当者が出た。「ああ、お客さんの都合が悪くなって今日は行けなくなりました。今度の土曜日でお願いします」だと。「すみません」とも言うが、なんか心が籠っていない。私は営業時間を伝えてあるのだから、6時までというのは当社の勝手であったとしても、営業時間後1時間も待たされていて、それだって、こちらから連絡しなければ「中止になった」と知ることなく、ずっと待ち続けていたかも知れない。でもって7時過ぎたら連絡の取りようが無かったであろう。いくらなんでも、それは不親切ではないか。本音で言えば、そんな業者なら土曜日の案内もしてくれなくていい、と思ってしまう。
私が待ったのは、家主の「一日も早く決まってほしい」であろう気持ちを考えたからに他ならない。その業者の担当者、どうして「そうだ、管理会社に連絡しておかなければ・・・」にならないのか不思議である。ハッキリ言って、その程度の気配りができないような奴は碌な営業マンにはなれないだろう。
連絡なく鍵を回収してしまった家主に対しても怒っている。先日、近所まで行くついでがあったので空気の入れ替えをしようと思って物件に立ち寄ったら鍵が無くなっていて、もしかすると最後に案内をしてくれた業者さんがうっかり持って帰ってしまったのか、と疑ってしまっていたし、本当にそうであったとしても証明することは出来ないから責任は管理会社が負うことになる。こちらが負担して合鍵を作らなければ・・・、と思っていた。今は専任でなく複数の業者に客付けを依頼する一般媒介になっているから当社だけの責任ではないけど。
なんか、余計に疲れさせられた感じで、非常に腹立たしい。この仕事を続けている限り、(ストレスが一番の原因とされる)自律神経失調症から解放されることは無いだろう。