2018年07月16日

立派な教育者、いちいち同感

夕刊フジに「人生相談 駆け込み寺」というのがあって、そこでの記事、

42歳で働かない長男が心配 野々村直通氏「刺し違える覚悟で最善の道探せ」 (2ページ)

回答者の野々村直通氏の意見に全く同感である。相談者は私と同世代の67歳・・・。無駄に歳を重ねたな、という印象。結果論だが、いくら少子化が大問題でも、こんななら子供は産まないほうが良い。


■今回のお悩み

 長男の先行きが心配でなりません。もう42歳になるのですが、まともに働いたことがないんです。

 大学まで行かせたのですが、「人に使われるのはイヤだ」と言って、就職しませんでした。何度か、「このまま働かないでいるとダメになるぞ」と注意しましたが、「オレはデカいことをやりたいんだ」と聞く耳を持ちません。

 何か悪さをしてはいけないので、今も小遣いを渡して実家に住ませています。息子はこのままでいいのでしょうか。(無職・男性 67歳)



は??、いいワケないだろ! ( `ー´)ノ

42歳にもなって「人に使われるのはイヤ」 「デカいことをやりたい」と言いながら親から小遣いを貰って家でゴロゴロ・・・。典型的なニートで、普通で考えたら、行き着く先は「尊属殺人」しかなさそう。もしかすると逆のケースもあるだろうけど、いずれにしても最後は殺人で終わる可能性が高い。

野々村氏は、回答の中で、

今の学校教育では、「働くことが美徳なんだ」と教えません。「個人の自由」や「個性」「人権」を旗頭に騒ぐ左翼的な人間がいます。そんな人たちは、道徳を教科化しようとしただけで、「価値観を強制するな!」と大騒ぎです。

と指摘していて、我が意を得たり、の思い。この国は馬鹿な教育者が国を蝕んでいるのが実態。

私が一番感じるのは、「親に覚悟が無い」ということ。取っ組み合いになったらもう親は勝てないだろうけど、本当に子供の将来を考えたら、最悪、自分が殺されるか大怪我を負ったとしても、子供にしっかり意見しなければならない。にも関わらず、親が逃げていて赤の他人に馬鹿な相談をしている・・・。

逃げているのは親だけでなく子供も同じ。今は少なくなったけど、以前は音大の学生さんとも繋がりがあって、多くが「将来はオペラ歌手になりたい」という夢を持っていたのだが、現実はオペラ歌手として成功するのはほんの一握り。なので私は「他に兄弟姉妹はいますか?」と訊くようにしていて、「弟(妹)がいます」と言われたら、こう話していた。「あなたが自分の夢を実現するためにはたいへんな資金が必要になります。あなたのご兄弟も当然に夢を持っているでしょうから、親が用意している教育資金をあなたが全部使ってしまったら他のご兄弟も困るでしょう。キツイことを言うようですが、『オペラ歌手になりたい』という夢を追いかけるのは30歳まで。もしそれまでに芽が出なかったなら『自分に才能や運が無かった』と思って夢を諦めなさい」と。

そう、(近い将来の)転職の勧め、である。自身に見切りを付けるのは早いほうがいい。「夢は追い続ければ叶う」などというのは絵空事、歌やドラマの中だけの話。それで叶うなら誰も苦労はしないもの。

大きなお世話、内政干渉くらいの話だが、親が言わない(言えない)ことを私が代わりに言っているだけのこと。↑ の相談者の息子は既に42歳。今まで何かにチャレンジしたことなど無いし、だから失敗も挫折も経験していない。社会に出て人間関係でトラブったことも無い。そんな人間が突然変異を起こして「でかいこと」ができるワケが無い。たぶん、本人も判っていて親に甘え切っているんだと思う。

そこが難しい。本人が気付いてないなら気付かせてやればいいだけのことだが、本人も判っているとしたら改めさせるのは相当に困難。実は、私も中学高校時代(ニートではないけど)経験しているから。

親が亡くなったら・・・、家が自己所有だったり他に兄弟がいたりすると困難だが、まあ生活保護まっしぐらであろう。これまで懸命に働いてきて今が不遇で生活保護、というなら何ら問題ないが、大学まで出ていながら全く社会に貢献しない人生を送っていた奴を税金で面倒みる・・・、こんなアホらしい話は無い。

黙っていても食事が出てくる、風呂も沸いている、小遣いももらえる・・・、家庭内生活保護と言える。勤労意欲など生まれるワケがない。子も子だが親も親、死ぬまで悩んでいればいい。親が死んだら、生活保護でも受けない限り、コンビニのパートでもするだろう。「こんなハズじゃなかった、俺がこんなふうになってるのは俺の才能を認めない世間が悪い」などと勝手な理屈をこねながら生きていくに違いない。死ぬまでム所と娑婆の往復、ということも考えられる。これは偏見ではなく当然の帰結を予測したまで。

ただし、子供が引き籠ってニートになるのは、ほんの些細なきっかけが原因だったりすると思う。そのシグナルを親が見逃していた、ということは充分に考えられる。いずれにしても、この親が「子供の教育に失敗した」のは間違いない。本人は、一度も真剣にぶつかってきてくれない親を見下していることだろう。

野々村直通氏・・・、こういう教育者にこそ子供の教育を託したいもの。



posted by poohpapa at 05:42| Comment(2) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする