2018年09月22日

嬉しい訪問者

先日、店番をしていたら、静かにドアが開く気配・・・。見ると、うちのと同じくらいの年代の女性が、店に入って良いかどうか悩むかのように遠慮がちに立っていて、こう言う。

「私、20年くらい前にこちらで部屋探しをしてもらった〇〇と言います」

名前は出ないが顔に見覚えがある。「ああ、分かります、お顔、覚えてます。ごめんなさい、お名前は直ぐ浮かばなかったのですが、お顔は覚えています」と言うと、「良かったあ」と喜んでくれた。どんな条件でどんな部屋を紹介したか、までは思い出せないが、とにかくお顔だけは当時の面影が残っていて忘れてなかった。

「たまたまハローワークで紹介された会社に近々面接に行くことになって、下見をしておこうと思って前を通りかかったら、当時と会社の名前が変わっていて、でも坂口さんの名前が社名に付いているから、『ああ、独立なさったんだ』と思って、ならば挨拶していこうと・・・。思い切って寄って良かったあ」とのこと。

20年の間にいろいろあったみたいで、ま、それは「お互いに」ではあるけど、つもる話もあるので後日改めて寄ってもらうことにして、一昨日、ランチをご一緒した。「あの時にお話を伺っていた女性と結婚なさったんですか?」と訊かれたから、その頃そんな話までしていたんだ・・・、と冷や汗。はい、結婚しましたですよ (^◇^)

ランチを済ませて再び店に寄ってもらい、いろいろお話しさせて頂いた。こういうのは大手業者では有り得ない話。だいいち、その時の社員が20年後にまだ会社に残っている、なんてことは無いし。私と話して少し肩の荷が下りたみたいで、「また寄らせてもらっていいですか?」と訊く。「もちろんですよ」と答えると、「ほんと、お寄りして良かったです」と満面の笑みで喜んでくれた。

いろいろあるけど、うちの店はこういうお客様に支えられている、と思う。

posted by poohpapa at 05:24| Comment(2) | お客さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする