2019年01月07日

とても嬉しい電話を頂いた

もう20年ほど前に、いろいろあって、お付き合いをやめた家主さんがいる。

その経緯は、このブログを開設した当初に記事にしているが・・・、

「穴」の思い出

「穴」の思い出 2

昨日、電話が掛かってきた。今のアパートは3DKが4部屋で、下の二部屋はぶち抜いて末の娘さん夫婦が使っているが、上の二部屋のうち一部屋はもう10年も空いたままになっている、とのこと。「変な人に入られたらそのほうが怖いし、食べていけないワケではないから放ってあります。娘たちも、何かあったらお父さんやお母さんの面倒くらい見るから、って言ってくれるし・・・」とのこと。以前と変わらぬ声で幸せそうだった。

私からの年賀状の文章を読んで気になって電話をくれたらしい。私は、会社の年賀状には、

「不動産賃貸を取り巻く環境は年々厳しくなっており、5年のうちには不動産業者の3割が廃業に追い込まれる、との予測も出ています。札幌のガス爆発事故からも見られるように業界のモラルも低下しています」云々と書いていて、家主さんも思うところがあったみたい。

その家主さんは神経質なところはあるが、人柄は悪くない。退去なさったある入居者さんとは退去して20年も経っているのに今も交流があるらしい。ま、ツボに嵌れば、ということなんだろうけど。

付き合いを切ってしまったものの、その後もずっと気になっているから年賀状は出し続けていた。いつか商売に繋げよう、というのではない。何かあったらいつでも相談に乗れるように、ということである。つまり、商売の上でのお付き合いは切れたが「ご縁」は切っていない、ということ。

ただし、お付き合いを切って数年後に、お店にいらっしゃって「やっぱりまた坂口さんとこで管理してもらえませんか?」と言われたが、それは辞退した。私が地元の優良な業者さんを紹介しておきながら「すみませんが、また当社で・・・」とは言えないもの。それでは相手に失礼である。

うちに再び、という理由は、「あちらの社員の方は言葉がキツイのですよ。坂口さんはオブラートに包むように優しく話してくれるので・・・」というもの。果たして、それがいいかどうかは判らない。相手によりけりだろうし。

もう80代の半ばだろうけど、奥様もお元気、とのこと。「立川までお越しになることはありませんか?、宜しければお声を掛けてください。一緒に食事でもしませんか?」と言うと、すごく喜んでくれた。

以前も、「坂口さんと話しているとホッとします」と仰っていて、それも嬉しい。自分が誰かのお役に立っている、と認識できることは、商売をしていて何よりの喜びである。

今日が初仕事だが、もしかすると「いい年」になりそうな予感も・・・、少しだけ、する。



posted by poohpapa at 05:38| Comment(4) | 家主さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする