2019年10月09日

悲しいかな、犬にはモテる

一昨日の夕方、伊勢丹で用事を済ませ、高島屋側の出口から出ようとして白い子犬が目に留まった。

見覚えがある・・・。白い子犬など珍しくはないが、その子犬を見間違うハズはない。数ヶ月前に、うちの入居者Tさん(奥様)が電話してきて「犬を飼いたいのです。たまたま母とイオンモールで待ち合わせして、空いた時間でペットショップを覗いていて見かけた白い子犬を飼いたいんですけど、このアパートはペット不可ですよね」と言う。Tさん夫妻と私はTDLのクラブ33にもご一緒しているほどの仲良し。

「これは、ペット可にならなければ引っ越してしまうな・・・」と、固い決意が伝わってくる話しぶり。Tさんは義理堅い人だからペット可物件探しも私に依頼してくださるのは分かっている。そのほうが当社的には儲かるが、それでは家主さんに申し訳ない。そこで、ペット可に向けて動くことにした。

その場合、家主さんが了解しても、他の入居者が一人でもペット可物件になることを了解しなければ「ペット可物件」への変更は有り得ない。だが、家主さんは理解があるし、他の入居者さんたちも皆さんいい方ばかり。そこで、しっかり根回しして全員の了解を取り付けて、晴れてその子犬を迎えることができた。私はペットショップに同行して、値段交渉もして、そこそこの値下げを勝ち取っている。Tさんは「生き物の値段を値切るのは・・・」と躊躇っていたけど、値切るのは私であってTさんではない。

もちろん、電化製品を買うのと違って闇雲に「もっと安くならないか」などと言ったりしない。店員さんが気持ち良く「値下げして差し上げよう」と思ってくれるように話を進める。過去には、長男が車を買い替える際に同行して、「安くなるなら買うよ」などと言わずに、けっこうな値引きを獲得している。

で、私もその時、ペットショップで子犬を抱っこさせてもらってはいたが、子犬は伊勢丹で私の顔を見ると興奮して尾っぽを振り始めた。やはり、あの時の子犬に違いない、だとしたら・・・、と周りを見たら飼主のTさんとお母さんがいらっしゃった。Tさんを先に見かけて子犬に気づいたのなら解かるけど、先に子犬を見て、というのが我ながら凄いと思う。だが、もっと凄いのは・・・、その子犬である。

抱っこさせてもらったら、もう私の顔中を舐めまくって顔はベタベタ。誰でも良かったんじゃ、と思っていたら、Tさんが「この子は初めて会う人にはこういう反応はしません。だからしっかり覚えていたんだと思いますよ」と言う。それは凄く嬉しい。私なんか、昨日抱いた女の顔も覚えてないのに・・・(おい

その日は伊勢丹のペット用品売り場の企画で、愛猫や愛犬の撮影会が開催されていて、プロのカメラマンが撮影した写真をメモリーに入れたものを購入したり、その写真の中から選んでブランケットを作ってくれたりするらしい。もちろん無償ではなく、ブランケットは一枚で18000円もする。

そこで撮った写真ではないけど、可能なら、うちのにノルンの写真でブランケットを作ってプレゼントしてもいいかな、と思った。そういうのは引きずるからダメかなあ・・・、とも考えたけど。

そこで、うちのに訊くと、「そういうのはいいよ」と辞退。まあ、そう言うとは思ったけどね。

それにしても、ノルンなんか14年も一緒に暮らしていてもちっとも私に懐かなかったのに、どういうワケか犬にはモテる。街を歩いていると、飼主さんと散歩中の犬がリードをぐいぐい引っ張って私に突進してくることもある。飼主さんは慌てているけど、私は好きなだけ顔を舐めさせるようにしている。

ま、私は犬にしか好かれない孤独な老人、ということかも知れない。

posted by poohpapa at 05:27| Comment(2) | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする