支部役員、および選挙管理委員の皆様へ
令和 2年 2月10日
(株)坂口有吉不動産
坂口久夫
先般、支部長選挙の案内がFAXされてきましたが、その内容に強く抗議します。
4年前から意見を申し上げておりますが、支部長選挙の立候補規約に「幹事5名以上を含む正会員業者15名の推薦が必要」とあるのは何故でしょうか?
正会員業者は340社ほどで、推薦人が15人必要ということは、正会員の4.4%もの推薦人が必要ということになり、人口がほぼ18万人で有権者数148733人の立川市に当て嵌めれば、市長選に立候補するためには6560人もの推薦人が必要、ということになります。そうなったらほとんど選挙そのものです。幹事5名以上を含む、というのは、例えて言うなら市役所の主事以上の役職者202名以上を含む6560人の推薦人が必要、という話になりますね。たかが支部長選挙で、どうしてそんな数の推薦人が必要なんでしょう?
そもそも、狭い地域と社会の中の支部ですから、どこの何不動産と社名を聞けば、おおよそ「どんな業者か」などということは誰でも分かること。4年前の支部総会でも質問しましたが支部からの回答は「支部の仕事は継続性があって、誰がやっても務まるものではないから」とのことでした。それなら、例えば「幹事を2期以上務めた者」とかで良いハズです。本当は馬鹿でも務まる、と私は思っております。実際、そうなんですから。
幹事5名以上を含む、ということは「次の支部長は誰」と内内で決まっていて、対立候補が出ないようにして無投票で決まるようにしたいからに他なりません。推薦人の名簿も開示するとのことですから、もし誰かが造反したなら直ぐに判ってしまって、造反などできません。
他支部の支部長選挙の概要を伺うと、ほとんどが「支部に加入して5年以上」とかの縛りだけで、推薦人はとくに必要としていないとか。ただただ選挙をしたくないのが本音でしょう。
始まりは、〇〇計画のY社長が自分の後釜に自分の息の掛かったF氏を据えようとして、対立候補が出ないよう立候補規約を変更したもの、と聞いています。自身が立候補した時に思わぬ対立候補が現れたのでそれに懲りたからなんでしょう。
立候補規約は他の問題も孕んでいます。立川支部には「不動産業が本業でない会員」もいて、役員にもなっていますが、そのこと自体は、どっぷりと不動産業に浸かっている人間とは違う視点でのモノの見方や価値観が入ってきて風通しも良くなりますから歓迎すべきことだと思いますが、いくら長く役員をやっていたとしても、不動産業が本業ではない人が支部長に就任することはあってはならないことと思います。なぜなら、末端の会員業者が今どんなことで困っていたり悩んでいるか、ということを理解できるワケが無いからです。
先述のF元支部長の会社は、支部長就任前5年間の不動産仲介管理での売り上げが12600円です。5年間で、です。これは都内の業者さんから私に連絡があり、私が都庁に行って確認してきましたので間違いない数字です。支部長選の立候補規約に「売り上げ」を入れる、つまり会社の規模を問題にする、なんてことは無いでしょうけど、推薦人の数より大切かも知れません、本業であるかどうかを知るために、です。「次はあんた」と言われても、常識や良識ある人なら飛びつかず、普通は「自分は不適格」と固辞すると思いますけどね。
世の中、例えば、医師会の会長に「医師の免許は持っているけど診療などしてなくて医事評論や文筆活動で飯を食っている」という人を据える、なんてことはありませんよね。
一度できてしまったルールを変える、というのはY元支部長のように強権発動でもしない限りは面倒な作業になることは承知していますが、選挙管理委員会の委員や幹事が、この立候補規約を見て何も不思議に思わないとしたなら、あるいは思っても言えないようなら、よほどのポンコツだと断言します。だいたいが、2年前に当時の選挙管理委員長のM氏に同じことを指摘したら、「もう時間がありません。今から幹事会を開いて改正するなんてことできません」とのことでしたが、その時の選挙はそのまま済ますとしても、それから2年もあったのですから、M氏はその後に選挙管理委員長でなくなったとしても、放置したのは非常に無責任です。その場を取り繕っただけですね。ま、それだけの人だったんでしょう。
これから4〜5年の間に、不動産業を取り巻く環境、とくに賃貸を主とした不動産業の業務形態は大きく変わっていきます。社会の環境と国交相の方針によって、であって、弱小の不動産業者の何割かは廃業に追い込まれることでしょう。爺ちゃん婆ちゃんだけでやってるような小さな店でも、我々の仲間、会員業者です。そういう店も食べていけるような道筋を考えて示すことも支部役員の大切な務めだと思いますが、ここまで感性が鈍くて事なかれの役員ばかりではそんなこと望むべきもありませんね。自分のことしか考えていませんから。
立川支部は一部の役員や元役員に私物化されているように思います。そのことで利益を得ている、ということでなく、特権意識を持って「みんな俺の言うことを聞く」との優越感に浸っているだけですが、とにかく、笑ってしまうくらい器が小さいです。
以前、ある方から「立川支部は異質、異様ですね。そんな支部、他には有りませんよ」と言われましたが、私もそう思います。一人一人と個別に付き合えば「いい人」のほうが多いでしょうけど、幹事として集まると「役立たずのポンコツ」に化学変化を起こしてしまうような・・・。
「だったらオマエが幹事をやれ」と言いたい人もいるでしょうけど、その気はありません。私は「誰かに喜んでもらえる」ことを商売の目的にしていて、多少の損害はあっても誰かが喜んでくれるならできる限りのことはする主義ですが、カビだらけで腐ったミカンしか入っていないミカン箱に放り込まれたらこっちも腐ってしまうからお断りです。
再度言いますが、こんな立候補規約は不公正で、直ちに改めるべきです。そして、いくら長く役員をやっていたとしても、不動産業が本業ではない者、会員業者に平気で嘘をつくような者が支部長に就任することはあってはなりません。両方に当て嵌まる人も何人かいますが。もし、そんな奴が支部長になったら、今よりもっと立川支部に将来はありません。私も立川支部に対して造反しますし、新支部長が実際はどんな人物なのか広く公開します。
そもそも役員が揃いも揃って会員業者や業界のことなど何も考えていないのですから、私がキツイ意見を言ったところで立川支部は何も変わらないとは思いますが、ご参考まで。
支部に送ったFAXでは、伏字の部分は実名になっています。
事前に今の選挙管理委員長とも電話で話しましたが、「支部長にも話しましたが、『以前からこの規約でやっているので』と言ってまして・・・」と苦しそうな説明をしていました。ま、上から「これ(従前の規約のまま)でやれ」と指示されただけの選挙管理委員長を責めるのは酷というものですが。
ただ、この件は4年前に永井支部長にも直接話しています。証人になってもらうべく、ある役員に立ち会ってもらって、その時に永井支部長は私の10項目ほどの改善提案を丁寧にメモしていましたが・・・、何一つ変わっていません。つまりは、「ちゃんと聞いている」ポーズだけだったと解かります。
この先、不動産業の業務形態が変わっても、国交相の不動産業者に対する指針が変わっても、今の役員たちの会社は大丈夫かも知れません。ですが不動産業者の大半は弱小企業です。そういう会社も我々と同じ会員であって仲間です。企業の規模に関係なく、皆が健全に飯が食べていけるよういろんな可能性を模索するのが役員の務めのハズ。ところが、みんな「自分さえ良ければ、うちさえ儲かっていれば」なんですね。目の前のことしか見ていなくて、会員業者のことなんか眼中にないんです。
一つの証拠として、今、業界で何が起きようとしているのか、どのような変化が起きているのか、といったこと、末端の会員業者には全く伝わってきません。中には不必要な情報もあるでしょうけど、正確な情報を伝えて会員業者が同じ危機感を共有して試行錯誤する必要はあるのでは、と私は思います。少なくとも、私が得ている情報は立川支部からではなく他支部の役員さんたちからもたらされているものです。
会員業者のことだけでなく消費者のことも何も考えていません。私の「立川支部から本部にADをやめるように発信してもいいのでは」という意見に、K副支部長は「坂口さん、みんなが潤っているんだし、こっちから家主に『ADを付けてくれ』と頼んでいるワケじゃなく家主のほうから『早く次の入居者が決まってほしいからAD付けますよ』と言っているんだから余計なこと言わなくていいでしょう」との言葉。
おまけに、「坂口社長、嫌われてますねえ。坂口社長の名前が出ると『ああ、ああ、ブログの人ね』と言う人もいますよ」と見下したように言っていて、「へえ、馬鹿なこと言うなあ・・・。こいつとはもう付き合えないな・・・」と思いました。昔は仲良くしていたんですがねえ。
自分で言うな、という話ですが、誰かが馬鹿にしていたというブログ、もう16年も続けているのは我ながら凄いと思いますよ。今は待って頂いていますが、頂いたコメントには誹謗中傷コメント以外は全て返信していますし、尊敬されることはあっても見下される話ではないと思いますがねえ (^◇^)
たぶん、K副支部長が可愛がっていた支部の最年少理事のT氏を、私が「ADが入ってくる前提で『当社は仲介手数料を頂きません』というのを売りにしているような経営者が支部の役員になっているのはおかしい」と抗議して辞任に追い込んだことからだと思います。本来なら、親しくしているのなら、K支部長が「それは違うと思うよ」と意見すべきだったと思いますが。悪いとも思ってなかったですね。
人間、一定の割合の人から嫌われるようになって初めて世の中の役に立てるもの。たしかに、K副支部長は(もう嫌いになった)私に対しては嫌味を言いますが、常に誰にも嫌われないように言葉を選んでいるので誰からもとくに嫌われてない代わりに、逆に、心から慕ってくれる人、頼りにしてくれる人もいないんじゃないかと思いますね。仕事を離れたら、友人、いないでしょうね。私はいっぱいいますけど。
自分が嫌われないようにしている人、「自分が可愛いだけ」の人で、本当は相手を思いやるハートに欠けているんですよ。そういう人と付き合っていても何も進歩はしません。
そもそも、私は「人から嫌われること」を何とも思っていません。そりゃあ嫌う人もいるでしょう、相手に「あなたのここは間違っていると思うよ」と率直に指摘しますから、自分の間違いや欠点を指摘されて嬉しい人なんていませんもんね。それで離れて行くようならそれだけの付き合いです。もっとも、どんなにキツい意見や冗談を言っても信頼にヒビが入らないような関係を先に築いていますけど。自分に都合の良い耳障りのいいことだけ言ってくれる人のほうが良ければそういう人と付き合えばいいだけの話。後になって「アイツの言っていたことはこういうことだったか・・・」と気付いても自己責任。
私は、この歳になっても友人知人が増え続けています。減るスピードより早く増えていますから。
私は、立川支部の支部長以下、今の役員とOBの全員から嫌われても全然OKです。上記のFAXは役員全員に配られるでしょうから、役員はみんな激怒するかと思います。大いに怒ってください。でも、「役立たずのポンコツばかり」という批判も含めて、私の言っていることのほうが正しいと思いますね。