さかなクンが参議院の国際経済・外交に関する調査会に参考人として招かれ、トレードマークのハコフグの帽子をかぶったまま出席することを許されたことがニュースになっている。彼を参考人として国会に呼んだことは素晴らしいと思う。キワモノなんかでなく、誰より今の海や魚のことを熟知しているから。
さかなクンはイラストを示しながら、地球温暖化やプラスチックゴミが魚の生態系に与える影響などを説明し、「一人一人が自然の美しさと、いま何が起きているかを、一歩外に出て体感して、五感でしっかりと学びましょう」と訴えた、とのこと。優しい訴え方には説得力があるし共感する人は多いと思う。
同じように地球温暖化問題を訴えていても、あのヒステリック少女グレタが政治家や大人を罵倒する言葉は汚く、言ってることは正しかったとしても、あの顔と眼を見ただけで拒否反応を起こしてしまう・・・。
それで思った。そっか・・・、私も全宅立川支部の役員のことを「馬鹿だ」 「ポンコツだ」などと口汚く罵っていないで穏やかに意見すれば良かったか・・・。
「幹事の皆さんはとても聡明でお人柄も良く、お忙しい中、会議のために時間を割いて頂き、ふだんから末端の会員業者のことまで十分に気配りして頂いていて、会員としてただただ感謝の気持ちしかありません。しかしながら、8年前に改定された支部長選の立候補規約はとても公正とは思えないのですが・・・。お時間がないのは承知しておりますが、今一度ご検討頂けないものでしょうか?」と・・・。そうすれば、「うん、あいつの言ってることにも一理ある、検討してやろう」、と・・・、思うワケないよなあ、全部が嫌味だし。役員たちは私のことを「立川支部のグレタ」くらいに思っているだろうな (^◇^)
立川支部の幹事の中には「こいつは冷たくてハートが無いな・・・」と私が日頃から思っている奴がいる。長く役員をやっているのでゆくゆくは「人事権は我々の専権事項」と思っている長老たちの意向で支部長になるんだろうけど、間違っても、自分以外の誰かに配慮するような奴じゃないから心配。
うちで部屋を紹介した二人の高齢者、そいつの会社の別々の管理物件に入っていて、建物の老朽化に伴い立ち退きを要求されたのだが、家主都合の立ち退きなのに驚くほど不充分な補償。そういうのは管理会社が家主に対して「世間相場はこのくらいなので、そこまでではなくても、せめてこのくらいは出してあげたら如何でしょう」と進言するもの。私が「私から管理会社に言ってあげましょうか?」と訊いたが、「もめるのは嫌だから諦めます」とのこと。まあ、もめるのは私なんだけどね、ふつうの高齢者はそうなるだろうな。
長老たちは、自分たちの言うことを聞く同じ穴の貉を後釜に据えようとするし、現役の役員を退いても相談役だの顧問だのという役職を設けて就いて自分たちの影響力を残そうとする・・・。支部の会議室の壁には歴代支部長の肖像写真が並んでいて、田舎の消防団じゃあるまいし、である。支部長を務めれば国土交通大臣表彰や黄綬褒章を受けられるから、そういう旨味も自分たちの仲間で回そうとする。
自分たちが会員業者や業界のために何ができるか、自分たちの職責を通して消費者にどう貢献できるか、などという考えはサラサラないのが今の立川支部の役員たち。実は、私が支部の役員の全部を敵に回しているのか、というと、そんなことはなく、私に本音を聞かせてくれる役員もいる。そういう仲良くしている役員も含めて「ポンコツの役立たず揃い」と批判しているんだけどね。
で、私が立川支部に送ったFAXの内容(文面)を、「グレタ」口調から穏やかな「さかなクン」口調に修正して、東京都の全支部と東京都本部に送ってやろう。今の幹事たちが「この立候補規約は何の問題もない」と確信しているならそういうFAXを送られても問題ないワケだし、そして、他の支部や本部も「問題ない」と考えるなら、私が恥をかくだけの話。私はそういうことは何とも思わない。間違っていたなら自分が頭を下げればいいだけのこと。よし、体調も良くないけど早急に取り掛かろう。