いろいろ頂き物をして、一昨日に続いて昨日は二日続けての「良い一日」だった。午前中に更新におみえになったお客様から「昨年は凄くお世話になったので」と菓子折りを頂いた。その後、ランチでバーミヤンに行ったら美人マネージャーさんから「いつも美味しいものを頂いているので」と旅行のお土産を頂いた。その前にはJonathan'sのスタッフから「沖縄に行ってきたので」とお土産を頂いたし。
昨日の記事でも書いたが、伊勢丹のスタッフからハワイ旅行のお土産を頂いたり、超高級羊羹が届いたり・・・、まあ頂き物のお菓子が途切れない。私はよほど「物欲しそうな顔」をしているんだろう。うちのはスマホに賞味期限を管理するアプリを入れていて、「いろいろ頂けるのは嬉しいけど、これじゃ自分が食べたいお菓子が買えない」と言ってぼやいている。
そして、駅前に行ったら某企業のティッシュを配っているお姉さんが私の顔を見ると手を振って、いっぱいティッシュをくださった。おかげで、うちは当分はティッシュには困らないだろう。ちなみに、以前いっぱい頂いた、と言うか預かった(昨年10月に立川市に新規オープンした)森山眼科クリニックのティッシュは私の周りの白内障予備軍の人たちに資料と一緒に配っている。自分が「いい」と思ったものは人に薦めたくなるから。
そのお姉さん、1ヶ月ほど前もティッシュを配っていて、一つ頂いたので、「寒いのに大変ですね、ご苦労さま」と言って、たまたまポケットに入っていた「かもめの玉子 みかん冬」を、「これ、美味しいから食べてみて」と差し上げたら、「お顔、覚えておきますね」と言って喜んでくださって、私の顔を見る度に余計にティッシュをくださる。「お店から叱られるんじゃ?」と言ったら「大丈夫ですよ」と笑う。ここまでは私がいろいろ頂いた話。
昨日は銀行から店に戻ると、ちょうどうちの店の前でタバコの吸い殻とかマスクとかのゴミ拾いをしている若者たちが・・・。マスクは一昨日から落ちていたが、私も「拾ってゴミ箱に入れる勇気」はなかったので放置していた。最近は使用済みマスクの落とし物をよく見る。今、そんなもの無造作に道端に捨てるかねえ・・・。差別的表現だと言われそうだけど、使用済み生理用品を道に捨てるようなものじゃん。
若者たちは「育て上げネット」というNPO法人の人たち。「ご苦労さま、有り難うございます。ちょっと待っててね」と言って、5人いたので店から缶コーヒーを5本持ってきて「これ、飲んで」と言って渡したら、やはり凄く喜んでくれた。一人は「コーヒーが飲めない人」だったのでサイダーに変更した。
自分たちがしている善行を誰かが見ていて、それを認めてもらえることは何よりの励みになると思う。たった1本の缶コーヒーだけどお役に立てたら嬉しい。私は宅配便や郵便配達のお兄さん、飛び込みで訪問した営業さんにも缶コーヒーを渡すようにしている。一息ついてくれたら私も嬉しいから。
さらに、伊勢丹に行って某店舗のスタッフにチョコレートを差し入れた。なぜかというと、先日申し込みをしてくださった別のスタッフNさんの審査が通ったことを本人に伝えに行ったら、隣にいた若いスタッフが私に丁寧に「有り難うございます」とお礼を言ったから。本人に「良かったね」と言うなら解かるのだが・・・。そういうケースで私にお礼を言われたこと、30年間の賃貸仲介の仕事で初めてのことで、とても感動した。職場の人間関係が円滑で仲が良いのが分かる。そういうのは嬉しい。
そのお店は3人のスタッフで回していて、一昨日、フェルマータの食パンを2斤届けた時にはそのスタッフはお休みだったので、「今度はあなたの分も買ってきますね」と伝えた。もちろん、約束は守る。でもって、見返りなんか要らない。強いて言うなら笑顔だけ頂ければ十分に満足、自己満足でいい。
見返りを求めない、要らない、ということは、相手に対して愛情をもって接している、ということだろう。
うちのは私のバラ撒きクセを「おとうちゃん、やりすぎ」と笑って呆れているが、私は議員ではない。議員たちは人のカネ(税金)でバラ撒いているけど私は自分のカネでバラ撒いている。そこは違う。
以前に紹介した私の大好きな「タイの通信会社のCM」の最後に出てくる「与えるということは 最高のコミュニケーションである」という言葉は全くその通り、真理だと思っていて、私はそれを実践しているに過ぎない。
正直なところ・・・、意地でもある。
先日書いた、全宅立川支部の現副支部長から数年前に「坂口社長、嫌われてますねえ。坂口社長の名前が出ると『ああ、ああ、ブログの人ね』と言う人もいますよ」と見下して言われたことがあって、そこから更にバラ撒きグセに拍車が掛かった、ということもある。ま、一種の買収と言えなくもないけど。
私からすると、「バッカじゃねえの。じゃあ、てめえは郵便局やファミレス、デパートやスーパーなんかに行って、どれだけの人が心からの笑顔で迎えてくれるのかねえ。ただの客とスタッフの関係でしかないだろ。互いに深い交流を求めていなければそれでも問題ないけどさ。てめえは誰からも嫌われていないかも知れないけど誰からも意識されるほど好かれてもいないじゃん。仕事を離れたら友人もいないだろな、ってことも人望が無いこともよく判るよ。私を恨んで嫌っている人(例の気違いを除けば主に滞納者)もいるけど私に恩義を感じてくれている人も親友と呼べる人もたくさんいるよ。人間、嫌われるようになってナンボだし」と言いたい。
「こいつには幸せになってほしくない」と思える相手もいるけど、Nさんの同僚のように、人(相手)の幸せを素直に自分のことのように喜べる人間になりたい、そう思っている。なかなか難しいけどね (^◇^)