2020年03月12日

わずか2ヶ月後に届いたもの

私の家のPCには、いつ誰に何を差し上げたか、記録が保存されている。

記録する目的は、私の周りの人に不公平なく「美味しいもの」を配りたいから、であって、恩に着せて自己満足に浸るためではない。それをチェックして、「この人には前回お届けしたから今回は他の人に・・・」とか、「ここんとこ特にお世話になったから、この人にも・・・」とか考えて満遍なく配るため。相手によっては箱で配ったりバラで渡したり、とか、とにかく不義理をしないよう心掛けている。

で、昨日の午前配達便で岩手のたぁさんから荷物がドーンと届いた。

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「今回はドーンでなくてトーンくらいだよ」と言っていたが、この大きさ・・・、話が違う (^◇^)

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季節限定バージョンの「かもめの玉子いちご」が12箱も。それに、ばっけ(蕗の薹)、自家製なめ茸、

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採取する直前に暖かい日があって「少し開いている」とのことだが全く問題ない。うちのは全部を天麩羅にして冷凍して少しずつ食べる。私は「お子ちゃま舌」で、あの苦みがダメだからあまり食べない。

頂いておいてカネのことを言ったらナンだけど、かもめの玉子が12箱・・・、10箱でも1万円はゆうに超える。ばっけのほうはカネは掛かっていなくても手間が掛かっている。なんでも、お寺の敷地の中に生えているものを採ってくるそうだから、住職に見つかって「待て〜、泥棒!」と「バイ」(木魚を叩く棒)を振り上げた住職から追っかけられて、なんてこともあったりしてね。早朝深夜に採ったものか。

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生姜入り自家製なめ茸。たぁさん、自分でこんなもの作るんだ・・・、意外。

で、午前中に届いたから、早速12箱のうち(うちの分とバラで配る分などを除いた)7箱をバラ撒いて、じゃなかった、お届けしてきた。皆さんとても喜んでくださって、私のほうこそ嬉しいし幸せ。今日、あと2箱届ける。

一箱だけしか送られてこなくても何の文句も不足もないし、その場合は我が家で消化するだけのこと。私の「バラ撒き癖」という習性を理解してドーンと送ってくださるのは申し訳なく思いつつ実に有り難い。ふつうは「なんで私が知らない人のことまで気にしなくちゃならないの?」になるものだから。そうならないのは、たぁさんの人柄と互いの信頼関係がしっかり築けているから、なんだろうな。

以前も書いたけど、いや、何度でも書くけど、

歳を取って、どこで勝組と負組が分かれるか、と言えば・・・、

一番は「健康であること」であって、それは当然だから置いといて、老後の資金が潤沢であるに越したことはないけど、そんなことより、(嫌がらずに)「自分の話に耳を傾けてくれる人がどれだけいるか」、「互いに気に掛け合う人が何人いるか」に尽きると思う。夫婦によっては、女房(旦那)でさえも旦那(女房)の話を聞いてくれなくなっていたりして。えへん!、私はいっぱいいるし、今も増えていってるよ。何故なら、

美味しいものなんかを届ける際に「私はあなたのことをいつも気に掛けていますよ」というハートも添えているから。そもそも、どうしたってそういう思いが伝わらない相手には届けないしね。

自分のことしか考えてない人には(お世話になっていても)勿体ないから届けない。そう言えば、「人は変わるし人は裏切る」、そういうものであってそれで当たり前、と自分に言い聞かせているけど、古くからの友人であっても今は疎遠になっている奴もいる。「気に掛ける」のは互いに、でないとね。それを差し引いても、良き友人知人は少しずつ増え続けている。ま、私には仕事があって、家に籠っていないから。

さて、前回「かもめの玉子 みかん冬」を20箱送って頂いてからわずか2ヶ月で届いた「いちごバージョン」、たぁさん、いつも本当に有り難うね。

posted by poohpapa at 06:01| Comment(15) | プライベート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする