野口健さん、新型コロナで中国へ「『土下座しろ』とは言わない。しかし、せめて一言、世界に対しお詫びの言葉があって然るべき」
スポーツ報知 2020年3月15日 14時45分
短い記事だが、野口健氏の言葉が武漢肺炎問題の責任について中国を除く全ての人たちの声を代弁していると思う。各国の首脳や財界のトップが中国の顔色を窺い直接的な批判を避ける中、「よく言った」と尊敬の念しかない。中国は他国に責任転嫁して、武漢肺炎を、アメリカ発、日本発の新型肺炎とまで言い出す始末。大量のマスクや防護服の支援を受けていてもその所業。もう支援などしなくていい。
そういえば、日本がWHOに48億円(一説では150億円)を寄付したら、テドロスが「日本は封じ込めに成功している」とヨイショし始めたとか。解かりやすいと言えば解りやすいが、カネで買える海外の大学の名誉博士号やモンドセレクションと一緒。WHOは人類の健康よりカネ・・・、国連機関も腐っている。
日本もバブルで沸き返っていた頃はそうだったんだろうけど、中国の傲慢さは目に余る。安い人件費と大人口による大量消費を当てにして、経済最優先で「乗り遅れまい」と中国に工場や支社を出して中国に依存しきっていた先進国の大企業経営者が諸悪の根源でアホ。進出するなら、人口の割に国土は狭いけどインド、タイ、ベトナムが適していたのではないか、政治の影響も少ないし、技術や資産を丸ごと奪われる心配も無いのだから。中国が経済力をつければいずれこうなる、と経済の素人である私でさえ昔から危惧していた。
それにしても、野口健氏、きわめてマトモな見識をお持ちで「立派」の一言。まあ、そうであっても、外交では「私が悪うございました」とは言わないのがセオリーだけど。
ところで、この業界に入って30年、昨日、初めての経験をした。日曜日なのに朝から晩まで・・・、1本も電話が入らなかった。ただの1本も、である。平日でもそんな経験をしたことはない。こちらからは何件か電話したが、黒字でなかったなら真っ青になっていたかも。こんなことは初めて。なんでもかんでも「自粛」 「自粛」になっていて、仕方ない面があるにしても、部屋探しでさえ「自粛」になっているものか。
夕方、伊勢丹に行ったら、B1のスタッフが「3階より上は閑散としていますよ」と言っていて、営業時間の短縮(平日は開店時間が11時で閉店時間が7時)も期間が延長されるらしい。私が「暇といってもこれだけのお客さんが来ているのだから、まだ確認されていないだけで一人くらい陽性の人がいてもおかしくないよね」と言うと、「そうですよね。ただ、誰もが最初の一人にはなりたくなくて・・・」と言う。
そりゃあ、「感染者の訪問先の中に伊勢丹があった」というならともかく、最初の一人がスタッフだったとすると、(消毒で2日間かかるし)2週間は閉店を余儀なくされるだろうから、「あの人が最初に罹った人」と言われて全ての責任を負わされかねない。当然に責任など無いのに、である。
何が辛いって、先が見えないのが一番不安で辛い。政府を責めているのでなく「我々にどうしろと言うのか」である。いろんな似非専門家がテレビで「分かったようなこと」を言うから混乱を巻き起こしているが、なるだけ必要最小限の外出に止めつつ普段通りの生活(消費)をするのが一番いいように思う。