2020年03月20日

もしかして、鬱なのかなあ・・・

私は本来の性格や価値観、そして「しぶとさ」からして「鬱病にはならない」と思っていたけど、もしかすると今の状況は「鬱」なのかなあ、あるいは「鬱の初期症状」なのかなあ・・・、と思っている。

ふだんは4時ごろに目覚めると、先ず黒糖生姜湯を入れて、自律神経失調症の漢方薬「加味逍遥散」を一包と少しのお菓子、でこぽん1個を用意して机に向かい、PCの電源を入れてブログの記事を書き始めるのだが・・・、気力が沸かない。毎日記事を更新するのは何の苦痛でもなく、1時間ほどで1話を書き終えるし、下書きも180話ほどあるが、モチベーションが下がっている、いや、ダダ下がりなのだ。

精神面とは逆に体調は良くなっていて、日に一度くらい出ていた「うわぁ、気持ち悪い、このまま心臓が止まるのかな・・・」という症状は、ここ1ヶ月くらいは出ていない。ストレスは1ヶ月前より今のほうが圧倒的に多いし大きいから、その症状は「ストレスが原因」ではなかったのかも。

お店に行くのも、好きなテレビ番組を視るのも、いろんなお店の馴染みのスタッフ(全部女性)と話をするのも億劫になっているくらいだから意外と重症なのかも。少なくとも恋煩いではないと思うけど。

原因は、滞納家賃の督促や立ち退き交渉の依頼が何件も重なっているから、だと思う。それぞれの家主さんの立場もよく解かるし、それが私の仕事だとは思うが、なんせ、滞納者は何度電話しても電話に出ないし、留守電にメッセージを残しておいても折り返しの電話もないし、毎日のようにメールしても返信もない。仕方なく連帯保証人に連絡するも、身勝手な理由で「支払い拒否」をされたり・・・。

あとは、今の世の中に漂っているドヨーンとした停滞感も影響しているかなあ・・・。それと、娘を勘当したしね。もう娘のATMをやめよう、と思って。今、私が相手にしている滞納者や連帯保証人、ハートのない家主となんら変わりなく、「待ってくれて」 「タダでやってくれて」当然、と思っているのだから。

先日の記事で書いた「連帯保証人でもないのに借主の娘さん夫妻が責任を取ってくれたケース」なんて、私の賃貸仲介管理生活31年の中で初めてのこと。元々は当社の管理物件ではなく、家主さんが「お世話になったから」と手間賃をくださっりして、本当はそういうの「非弁行為で違法」になるんだろうな。ただ、家主さんからすれば弁護士に依頼するほどのことでなく、不動産屋がやってくれたら助かるもの。それが違法、ということはほとんどの家主さんはご存じないから、当たり前のように不動産屋(管理会社)に振ってきたりして。

もしも私が「実はそういうのは法律で不動産屋がやってはいけないことになっていますので」などと言おうものなら、「面倒見の悪い業者」だと断定されて管理会社を替えられてしまうだろう。そういうのは個別の業者が説明や対応をするのでなく、業協会が広く周知させるべく務めなければならない話。

誰かが「この記事」を読んで、「よし、アイツ訴えてやろう」と思ったなら訴えればいい。私は当然に無報酬でやっていて、報酬を得ていたかどうかに関係なく非弁行為に当たるだろうから、裁判になったら私が負けるのは確実。だが、法廷で業界の実情をつぶさに語る機会を与えられるならそれもいい。

うちの管理物件のほとんどの家主さんは「不動産屋の苦労」をよく解かっていてくださって、何かとお気遣い頂いているが、中には無頓着な家主もいる。不動産屋は、非弁行為である滞納家賃の取り立てや立ち退き交渉、引っ越しの際の立ち会いや精算、不具合の取次や修理依頼の連絡など経費が掛かっていても無報酬でさせられる仕事が多く、全国の不動産屋(管理会社)の大半は管理料などもらっていないのが実情。

私が立川支部に送った10項目ほどの改善提案の中でも「ちゃんと管理料を頂くようにして、ADなどの違法性の高いカネを受け取らないようにすべきではないか。上から降りてきた案件だけを追認するのでなく、立川支部から本部に意見を上げることがあってもいいのではないか」と提案したけど、当時の福本支部長からは「理事の総意として回答いたしません」というFAXが一枚流れてきてお仕舞い。

家主さんの苦しい実情も解かるし、なんとかして遅れを取り戻そうと努力してくれている滞納者もいて、間に入って「どこまで強く言っていいのか」 「どこまで行ったらもう待つ必要なく契約解除を通告していいのか」、どうしても情が絡んで、その匙加減は難しい。いくら契約書に謳ってあっても「さあ出ていけ」とも言い難い。だから弁護士に頼んで事務的に対処してもらうのが一番、とも言えるが。

とにかく、「無責任でハートの無い人物」を相手にしているストレスというものは半端ない。それが何件も重なると私のキャパオーバーになる。ヘタしたらこっちの精神が崩壊しかねない。いや、もう、そうなりつつある。家主さんの事情にも配慮し、滞納者や連帯保証人の事情も考慮して、なんとか丸く収めようと計らうのも限界。「滞納者の事情なんて知らない、家賃を払わないなら出ていけ!」に方針転換しよう。

いつもよくしてくださる家主さんの依頼なら無報酬で全くかまわないし、「それは弁護士の仕事なんですよ」とは言えないから当面は今のままで進めるしかないだろな。ハートの無い家主に対してはいつか爆発したりしてね。自分で言ったらナンだけど、私から切られるようじゃ碌な家主じゃないと思う。

今日も、店に行くのが嫌だなあ・・・、家にいても電話は(転送で)掛かってくるけど。やっぱり鬱かなあ。




 以前の記事に頂いたコメントの返信も溜まっていますが、この記事へのコメントの返信もできないかも知れません。まことに申し訳ありませんが、どうぞご容赦ください m(___)m



posted by poohpapa at 06:27| Comment(0) | プライベート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする