昨日、このブログの某読み手さんからメールを頂いた。
調布では、昨日の知事の会見後、スーパーでの買い占め(買い溜め)が始まりました。
日持ちのする食品がメインのようです。
レジは長蛇の列でした。
今日も朝から混雑しています。
学習できない人が多いのが怖いです。
とのこと。
小池都知事の会見での「この週末は不要不急の外出は控えるように」との要請を受けて、またぞろ「モノが無くなるかも、買えなくなるかも」と不安になった市民が買い溜めに走っているんだろう。まさに、メール主さんのお言葉、「学習できない人が多いのが怖いです」である。
日本人はいつから自分のことしか考えなくなったんだろ・・・。3.11の際、食べ物を貰った子供が「僕よりお腹を空かせている人がいるだろうから」と配給の棚に戻した話なんて遠い昔の出来事みたい。
夕方、うちのと、いつもの東急ストア立川駅南口店に行くと・・・、
マスクは言うに及ばず、もう落ち着いたハズのトイレットペーパーやティッシュといった紙製品のみならず、カップ麺、パンなどの食料品の棚もスカスカ・・・、みんな「この週末に備えている」と解かる。
高島屋も、この土日は臨時休業することを決めたみたいで、伊勢丹も休むかも知れない。うちも、今日と月曜日は引越しの立ち会いの予定が入っているので店を開けるが、土日の予定はとくに無いので臨時休業しようかな、と思っている。固定電話に掛かってきた電話は携帯に転送されるし何も困らないから。
街はゴーストタウンみたいになるだろうな・・・、写真を撮りに出てみよう。この週末は桜が満開なんだけど、天気も崩れそうだし、まさかこの歳で「空襲警報発令」(もどき)を体験するとは思わなかった。
うちはトイレットペーパーの備蓄だけでなく食糧も豊富にある。おそらく、1ヶ月くらい籠城しても飢え死にはしない。ボックスティッシュの在庫は5箱しかないけど、ポケットティッシュは500袋くらいある。駅前で配っていると必ず貰っているから。伊勢丹に秋田小町(お米)を売るために全農のスタッフが店頭で売り込みしている際、馴染みのスタッフUさんがいつも一緒なので、「ご苦労さま。このお菓子美味しいですから食べてみて」といろいろ差し入れしていて、そうすると全農の役員さんが凄く喜んでくれて、販促品として持ってきていたポケットティッシュを「好きなだけ持って行って」と下さったりして。もちろん、「では遠慮なく」と自分で袋に詰め込んだりはしないけど、向こうが持たせてくれるだけでも相当な量になる。その秋田小町のポケットティッシュは袋のデザインが可愛くて大好き。
他にも、1月頃、駅前でティッシュを配っているお姉さんに、たまたまポケットに入っていた「かもめの玉子」を、「寒いのにご苦労さま、これ、美味しいよ、良かったら食べてみて」と差し上げたらドカーンとティッシュを下さったりして、在庫は増えるばかり。見返りなど期待してなくて、「たいへんなお仕事だな」と本当に思っているから、少しだけでも心が温まってくれたら嬉しいな、と思って差し上げた次第。
そのお姉さんは人柄が頗る良くて、今も交流が続いている。あ・・・、下心は無いからね、ほんと。
オリンピックの延期も決まったし、このコロナウイルス騒ぎ、いつまで続くんだろ・・・。物流が止まれば経済は完全に止まることになる、と、経済音痴の私にも解かる話。中小の企業、いや、内部留保が豊富な大企業でさえ倒産ラッシュになるかも。これは「武漢コロナ恐慌」と呼んでもいいだろな。
昨日は気仙沼の知人からも「何か不足していませんか?」とメールを頂いた。そういうふうに気遣ってくださる友人知人や仲間が何人もいるのはとても幸せなこと。だから私は何があっても生き延びられる。