うちは、退去者さんとブログ仲間さんが送ってくださった分から、うちのの分と私の分の在庫としてそれぞれ10枚ずつ取って、(送り主さんへは事後承諾になったけど快諾して頂いて)あとはマスクが入手できなくて困っていたYさんとMさんに適当に差し上げたのだが、ふと「もう使い切っているんじゃないかな」と心配になって、Yさんに「まだ足りてますか?」と訊いたら、「今も手に入りにくい」とのこと。
Yさんは持病があって、感染したら命に関わる。それは私も同様なんだけど、もっと切迫している状況。前回お送りした分を大事に使っていてくれるようだが、予備が有るのと無いのとでは安心感が違う。Yさんがお住いの地方は地域柄もあってドラッグストアがあっても行列に並びにくいし入手困難みたい。
会社でマスクの着用を義務付けていながら「各自で調達しろ」と言われている私の長男が、JCBカードの利用履歴から通販でマスクを購入しているのは判っていたので、ネットならそろそろ出回り始めているかも、と思って、うちのに調べてもらうと、楽天で昨日9時から販売を開始するショップがあった。
9時ちょうどに不織布マスク50枚入り一箱を直接Yさんに送ってもらうよう手配した。中国製みたいだが、今は「マスクをしている」という事実が大事。マスクをしてないと病院にも入れなかったりして。
併せて、別のショップで「ポリウレタン製で何度でも洗って使えるマスク」3枚一組も注文して送ってもらうことにした。不織布マスクのほうはうちの分も一箱注文した。それで少し安心していたところに、たかさんから「シャープが生産しているマスク、明日の10時から販売を受け付けるよ」と連絡が。しかも、「国産だからね、中国製の粗悪品じゃないから」だと。それでいて値段は・・・、千円も安い。
なんだよ、もう少し早く判っていれば楽天で注文しなかったのに・・・。後で長男に聞いたら、「僕が買ったのと同じだと思うけど、ほんと、品質が良くないよ」とのこと。失敗したなあ、しょうがないけどさ。
今、うちは、送って頂いた不織布マスクを洗いながら大事に使っている。まあ、1枚を2週間は使うから10枚あれば5ヶ月くらいはもつだろう。こういう時は貧乏性という「みっともない性分」が役に立つ。
それにしても、トイレットペーパーやティッシュは店頭に並ぶようになったけど、マスクは今も品薄状態が続いている・・・。なんで?、である。シャープ以外でも国内で生産を開始したんじゃなかったっけ?
でもって、ほとんどニュースになってないけど、台湾から200万枚のマスクが日本に送られてきたとか。その分は医療機関や施設などに優先的に回されるとのことで、それは大賛成。マスコミも、政権の粗探しばかりしてないで、こういうのは国民にちゃんと伝えてほしい。ネットでは「国から10万円もらえる分で、落ち着いたら台湾を旅して恩返ししたい」という声も聞かれる。それは日本人として嬉しい話。
話が脱線するけど、東京都が中国に防護服33万6000着を送っていたとか。日本の医療施設で防護服が不足していて、現場ではレインコートやビニール袋(ゴミ袋)を代用している病院もあると聞く。
いくら中国が困っていたとしても、(日本国民優先で)余っていたら送る、で良かったんじゃないの。そこは、「中国のほうがもっと困っているハズ」、などと配慮しなくていいのにね。
小池都知事が連日、テレビCMや街頭オーロラビジョンで「都民一丸となってこの難局を乗り越えましょう」と訴えるのも、言ってることは間違っていないけど、都民の税金9億円を私的に使って7月の都知事選の事前運動をしているが如しで、腹が立つ。どんな対抗馬が出るか知らないけど、私は(日本一計算高くて悪運が強い女)小池百合子には入れない。対立候補が「残念な人」なら棄権するだろう。
今、うちはコロナ離婚の危機に直面している。店を休業していて私がいつも家にいて鬱陶しい、という理由からではない。マスクをどうやって、どれだけストックしておくか、という問題で、「そんなにストックは要らないでしょう、そのうち普通に売り出すだろうし」と主張するうちのと、「まだ当分はコロナ騒動は収まらないよ。在庫があったほうが安心じゃん」という私の主張が真っ向から衝突していて、うちのの主張が正しい、と私も納得しているんだけど、子供のころに極貧生活を体験している身としては、頭で解かっていても、目の前の在庫が乏しいと不安になるもの。それは「育ちの違い」だと思う。
いかんなあ、なんかコロナウイルスごときに日本人の価値観までも狂わされている。あ・・・、昔からか。
落ち着きそうでちっとも落ち着かないマスク不足・・・、いつまで続くんだろ。