2020年05月07日

コロナ特需の風が吹いている業種

このご時世に儲かっている職種なんてあるんだろうか・・・、あるとしたら、市場で不足している物資を(人の足許を見て)高額で転売している業者くらいのもので、真っ当に営業活動している職種はどこも青息吐息のハズ、と思っていたら・・・、コロナのお陰で売り上げ好調な職種があるんだとか。

しかも、不動産業の中の業種なんだと・・・。


それは・・・、建売業者。

コロナ騒動が長引いていて、給料が減って、ヘタすれば解雇なんてこともある。ちゃんとした会社に勤めていて、昨年までの年収で審査される住宅ローンが通るうちに購入しなければ、もしかすると一生家が持てなくなるかも、と不安に思い始めた30代半ばくらいの家族が慌てて3千万円台の戸建てを買っているようだ。だから建てている端から売れているらしい。もちろん地域にもよるだろう、23区内では無理。

建売業者も「開発したのはいいけど、とんでもない時にコロナ騒動で、もう立ちいかなくなる、これでお仕舞いだア」と思っていたら、あに図らんや、完売になったりして・・・。それには私も驚いた。

当然に、それも長く続くワケがないとは思う。そのうちに住宅ローンが組めない状況になることも有り得るから。でも、どんな理由であれ「物が売れる」 「世の中でカネが回る」というのはいいこと。

客足が激減している飲食業もテイクアウトにシフトしたりして生き残るべく知恵を絞り、工夫をしている。悲観する前に先ず動いてみることが大切なんだろうな。言えるのは、「国が補償しろ」 「早くカネを出せ!」などと国を当てにして自助努力せずに文句ばかり言ってる人たちに将来は無い、ということ。


ところで、今から7年前、私の長男に家を買うことを勧めた。最初は「なんでだよ」と怒っていたけど、あの時に購入しておいて正解だったと思う。もちろん、今のような世情を予見していたワケではない。長男にはその4年前に、先ず実家を出ることを勧めた。「黙っていても飯が出てくる、風呂も沸いている、という環境に胡坐をかいているんじゃないよ。一人暮らしを始めろ」と言い渡したのだ。最初はブーブー言っていたけど、数年後には「お父さんがどうして『家を出るように』言ったか今なら解かるよ」と言ってくれて安堵した。そこで一人暮らしを満喫していたところに今度は「家を買え」、である (^◇^)

さて、と・・・、うちの休業は5月末までは続きそう・・・。緊急事態宣言が解除されても、もう店に行くのが嫌になるだろうな・・・。うちのも私が思ったより嫌がらないし、今は凄く気持ちが楽だから。

posted by poohpapa at 06:15| Comment(6) | 不動産業界(全般) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする