2020年06月03日

さっきの記事の続き、みたいなもの

私は、みんなが「そう」だと言っている事は疑って掛かる、と言ったけど・・・、

今、その最たるものが、池上さん(ジャーナリストの池上彰さん)である。どんなジャーナリストや評論家、専門家が意見を言っても、国民のほとんどから支持されるなんてことは無く、必ず一定の割合で「それは違うでしょ」という反論が出るもの。ところが、池上さんが言えば(解説すれば)ほとんどの国民が「池上さんが言っているんだから間違いない、そうかもね、その通りだろう」と思ってしまうのではないか。

だから、私は疑う。具体的な根拠は・・・、無い。私の感、である。私なんかより何十倍も勉強なさっているだろうから、私が言うことよりも正確だとは思うけど、池上さんほどの人であっても、どうもテレビ局(制作側)に迎合している部分があるような・・・。そして、そこが一番危険、という気がしてならない。

まあ、池上さんが都知事選に出馬したなら現職の小池さんでも勝てないだろうな、間違いなく。現職に勝てる対抗馬は池上さんしかいないけど、野党が担ごうとするかなあ・・・。本人は出ないだろうけどね。

posted by poohpapa at 07:47| Comment(9) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

このアンケート結果は不承知

現在、必要でないモノは? トップは「学歴」
ITmedia ビジネスオンライン  2020/06/01

私は、みんなが「そう」と言っている事は疑って掛かることにしている。うちの業界での「AD」がそうであるように、えてして少数派の意見のほうが正しいことって多々あるから。ほとんどの不動産業者は「余計なこと言わずに知らん顔していろよ」と思っているだろうけど、多数派の意見が正しいとは限らない。

で、学歴・・・、若い頃は私も「必要ない」と思っていたけど、歳をとってきて逆の考えになりつつある。このアンケートでは「要らない」となっていても、学歴は必要、有ったほうが良い、と今は考えている。高校時代、同級生が受験勉強まっしぐらだった時、「学校の勉強なんかクソの役にも立たんでしょ。小学校で習った円周率なんかも死ぬまで一度も使わないよ」と主張していたら、先輩から「それは勉強が嫌いなのを言い訳しているだけ」と窘められたけど、円周率など一度も使ったことが無い。

円筒形の物を紐でしばる際、「えっと、直径が28cmだから、円周率の3.14を掛けて、3周させて結ぶ分の余裕を足すと・・・」なんて計算したことは一度も無い。直感で「こんもんだろ」で切っている。それで「あちゃあ、ちょっと短かったか、失敗したなあ」なんてことは無いのだ。

高校時代から、「日本史も世界史も、教科書の後ろから教えるべき。明治維新の前の出来事は教養でしかなくて、それ以降は教訓。これから役に立つのは教訓。時間切れになって、日本史も世界史も近代史に入る前に終わってしまうのはおかしい」と主張していた。国語の試験で「傍線部の作者の意図は何か」という設問も、そんなの本人に訊いたワケでもないのだから教師が勝手に「これが正解」とするのはおかしい、いろんな捉えかたがあっていい、と思っていた。まあ、屁理屈だけどね。

まあね、教科書で学んだことが「あれは役に立ったなあ」なんてこと、一度も無かったのは事実。

中学時代から、校則が一方的に変えられた時など、私は「それはおかしい」と思ったなら絶対に従わなかった。そうすると、教師のほうから折れてくる。「おかしい」と文句を言いつつ教師に抗議することなく校則に従っている同級生を「コイツらが社会に出ても使いものにならんだろうな」と見下していて。

生活指導の先生から「将来、弁護士になれ」と言われたけど、そんな頭は無いから宅建士で止まっている。そこまでで精一杯。自分がならなくても信頼できる弁護士を知っていればそれで足りるし。

うん、「学歴」は有ったほうがいい。学歴そのものより、いい大学に行けば人脈も築けるし、中卒や高卒だと大企業には採用されない。大企業や役所に就職すれば老後に受け取る年金の額も違ってくる。私が受け取っている年金は2ヶ月で11万円ほど。それでは暮らせない。一流大学から大企業や官庁に進んだ同級生は、今、遊んで暮らせる額を受け取っている。仕事があるだけ幸せだが私は死ぬまで働いていなければならない。中学、高校での頑張りの差は老後になってから如実に表れる、ということ。

このアンケートには年金を受け取っている人たちの声も反映されているハズなんだけど・・・。「学歴」の次に不要なものが「資格」って、何にも解かってないじゃん、と思う。世の中には「どうでもいいような資格」が多くあるのも事実だけど、資格が無ければできない仕事もあるのだし。

島田紳助の二番目の娘さんだったかな、勉強が大好きで、紳助が「おまえ、勉強なんかせんでもええやろ。なんで勉強すんねん?」と訊いたら、「勉強していい大学に入れば可能性が広がるやん」と答えたとか。素晴らしいと思う。そう、私は勉強から逃げて可能性を狭めていただけだった。

ただ、勉強がしたくなくて生徒会活動に逃げていたけど、当時の体験が今すごく役に立っているし、いい先輩に恵まれたので幸運だった。以前から何度も「老後にどこで勝組と負組が分かれるか、健康であることは当たり前なので置いといて、老後の資金が潤沢にあるのに越したことはないけど、自分の話を聞いてくれる人が何人いるか、互いに気に掛け合う人がどれだけいるか、そこに尽きる」と言っているが、しょうもない友達をいっぱい持っていてもどうにもならず、そういうところで学歴がモノを言う。

私の場合は、学歴が無くてもたまたま良き友達に恵まれているけど、結果論として(高い)学歴は有ったほうがいい。良き人脈を築くためと豊かな老後を送るために。以前は「学歴なんか要らない」と言っていた私が「有ったほうがいい」と言っているのだから、本当に有ったほうがいいものだと思う。

もちろん、ここで言う「学歴」・・・、大卒かどうかでなく「どこの大学で何を学んだか」ということだけど。

なんか、支離滅裂になっちゃったけど、ご勘弁

posted by poohpapa at 05:56| Comment(17) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする