2020年06月04日

昨日は伊勢丹まで3往復・・・

定休日の昨日、伊勢丹まで3往復して12000歩を稼いだ。

昨日から、伊勢丹ではギフトセールが開催されている。高島屋は一部営業を続けていたが伊勢丹は全館2ヶ月近くも休んでいて先月30日から営業を再開。馴染みのスタッフのUさんが来ていて2ヶ月ぶりの再会を果たした。Uさんは個々の店舗の正社員でなく、催事でマネキンを担当しているから、伊勢丹の休業期間は自宅待機だったとか。2ヶ月ぶりの仕事で「ちゃんと言葉が出るか心配だった」とのこと。

先日、うちのの実家にお願いして取り寄せた焼き菓子の「ケルン物語」を一箱届けてきた。コロナ禍で辛い思いをしながら頑張っている友人知人を激励しようと思って取り寄せて、これで、やっと残り二箱。もちろん、Uさんには元々お渡しするつもりだった。

Uさんは食の好みがハッキリしていて、栗や芋の食感は好きではないと聞いている。苦手なものだったりすると正直に「あれ、ダメたった」と言ってくれる。Uさんには以前にバラで差し上げたことがあったけど、「ケルン物語」は大丈夫だったかどうかは聞いていなかったので、取りあえず一箱(14枚入り)を届けたのだが、以前の味を覚えていてくれて満面の笑みが返ってきたので安心した。

ちなみに、「ケルン物語」は一関市の「ふるさと納税」の返礼品に選ばれている。私も初めて食べた時には、失礼ながら「岩手の一関市の藤沢町みたいなド田舎にこんな美味しいお菓子を作るお菓子屋さんがあるのか」、と驚いたほど。客が二組も入ったなら満員になるほど小さな店だし・・・。

「家に持ち帰ってお母さんと食べてね」と伝えたけど、私なんかよりもっと仲間思いのUさんのことだから、休憩時に仲間のスタッフと食べるに違いない。それが顔に出ていた。「必ず家に持ち帰るよ」と指切りまでして約束したけど、一旦は約束どおり持ち帰ったとしても翌日バラで持ってくるんじゃないかな。もちろん、あげたものをどうしようがUさんの勝手だからかまわないのだが。それで、仲間に分けるであろう分を、うちの分からバラで再度届けた。それが昨日2回目の伊勢丹。

Uさんが、「そう言えば、華ちゃんがコレ大好きだよ」と言う。華ちゃんというのはソムリエールさんのこと。10日からの催事で立川店に来る。「大丈夫だよ、ちゃんと用意してあるから」と言うと安心していたが、私が「あ、忘れてた」と言おうものなら後で自分の分から渡すに違いない、そういう人である。

「私はUさんが指切りして『持ち帰る』と約束していても信じてないからね」と言うと大爆笑。やっぱり図星だったみたい。二度目の時に、(それは仲間と分けてもらうつもりで)サンジェルマンのシナモン・ラスク一袋を届けた。すると、さっきより凄い笑顔。「シナモンは大好きなんだよね。でも、シナモンと言っても、最近は申し訳程度にしか使ってない菓子が多くて、これは美味しそう」と喜んでくれた。

あまりの喜びように、もう一袋届けた。それで伊勢丹3往復・・・。我ながらサービス過剰だと思う。

うちのが、「伊勢丹が再開して、おとうちゃんが一番嬉しいことはUさんに会えることだよね」と言っていて、その通り。誤解されることが無いよう言っておくと、Uさんはそこそこのご年配。いつもは私が元気をもらっている相手。お客さんを紹介してくださっていて、以前も書いたけど、私がもし、岩手の「たぁさん」とUさんの二人から見切りを付けられるようになったなら「人間として終わった」と判断できるほど。

歩数は稼げたけど踵(かかと)が痛い。健康の為と言っても「過ぎたるは及ばざるがごとし」なんだろな。



posted by poohpapa at 05:17| Comment(4) | 私の街 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする