2020年06月15日

昨日の物件案内

案内、と言っても、現地待ち合わせだったんだけど・・・、

案内前、以前の一件のトラウマから「改札口に入る直前」にスマホを確認してキャンセルのメールが来てないか確認して、何の通知も入ってないし、前日の電話の印象からも「キャンセルの場合は早めにご連絡くださるだろな」と感じていたので安心して改札の中に。

すると、改札を通って10秒後に・・・、

てことはなく昭島へ。まだお申し込みには至っていないが、結論から言うと、久しぶりに「このお客様に借りて頂きたい」と思えるようなお人柄のご夫妻だった。最初から家主さんが条件面でいろいろ譲歩してくださっているのであまり交渉事の余地は無いのだが、このお客様なら「頼まれなくてもいろいろ交渉して差し上げよう」と私に思わせるようなご夫妻だったから、終始気分が良かった。そういうことは珍しい。

最近は「自分のこと、自分が得することしか考えない人」が多くて辟易しているから人柄の良いお客様に出会うとホッとする。「相手があることなんだよ、なんで大家さんの立場や気持ちに少しも配慮しないワケ?」 「日本人て、いつからこんなふうになっちゃったの?」と言いたくなることは度々ある。

後で二度ほど質問のお電話を頂いているので前向きに検討してくださっていると解かる。しかも、質問の内容が的確だった。ま、中には「どうでもいいようなこと」を質問してくるお客さんもいるけど。

ところで、引っ越しする理由を訊ねたら、「多摩川沿いの貸家に住んでいるのですが、昨年の台風19号の大雨で怖くなって・・・」とのこと。あの時が特別、でなく、今も異常気象が続いているからお気持ちはよく解かる。私も子供の頃の伊勢湾台風で、住んでいた長屋が屋根まで冠水したのを体験しているし。

ご縁があって借りて頂けたなら凄く嬉しく思う。もし当社の物件で決まらなかったとしても、今後も不動産のことでいろいろご相談に乗らせて頂くつもり。お陰で「いい汗」をかかせてもらった。

posted by poohpapa at 04:08| Comment(8) | お客さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする