6月6日に放送された「世界一受けたい授業」という番組の中で、「老化を防ぐ方法」というのを取り上げていて、参考になるな、と思った。今日記事にしているのは、録っておいた録画を昨日視たから。
ご覧になった方もおられると思うが、老化現象は、(体内で)正常な細胞を、いわゆるゾンビ細胞というものが攻撃していることで起きていて、ゾンビ細胞を「免疫力を高めて減らそう」という話。ゾンビ細胞に関しては最近いろんな番組で取り上げられていて、中には「違う説」もあったりするが、概ね参考になる。
「世界一受けたい授業」の中では、「ゾンビ細胞を殺す7つの方法」と題して講義していて、
1、積極的に人と対話する
2、体温を上げる
3、ブロッコリーを食べる
4、過度な運動は避ける
5、とにかくたくさん笑う
6、ストレスを解消させる
7、大きな声で歌う
というもの。私は・・・、1、2、5、だけクリアしているのみ。
伊勢丹の営業が再開されて馴染みのスタッフと会話が楽しめるようになったし、誰とでも積極的に話している。うちは夫婦間の会話も多いほうだと思う。しかも一触即発の本音トークだったりして (危ない
比較的基礎体温(平熱)も高めだと思う。番組では「35.5度で喜んでいてはダメ、36.5度〜37度くらいが良い」とのこと。たしかに、体温が高いほうが免疫力が高くなる、と以前から聞いていた。
ブロッコリーは・・・、緑黄色野菜で体に良い、とは思うんだけど、食感が苦手でふだん食べない。抗酸化成分が多く含まれていると言われてもなあ・・・。ちなみに、生野菜は体温を下げる作用があるので、生で食べないほうが良い、とのこと。生でないと栄養成分が逃げたり壊れたりするけど。
過度な運動・・・、「一日に1万歩も歩くのは良くない」とか。私は毎日1万歩くらいは歩いているが。
「とにかく笑う」というのは完全にクリア。過度な笑いは逆効果、なんてことはないから安心して笑える。
ストレス解消は・・・、できていたりできていなかったり・・・。日々新たなストレス源も現れるしね。番組の中では、一つのことに集中することで不安を解消できるということで「塗り絵」を勧めていたけど、私の場合はブログの記事を書いたりしているから「塗り絵」でなくても大丈夫だろう。とにかく、仕事も家庭も忘れて一心不乱に打ち込めるものがある、ということが大切なんじゃないかな。それには家族の理解も重要。私の場合は「人と話して大笑いしている」ことでストレスを発散できているとは思うけど。
大きな声で・・・、今は歌わないもんなあ・・・。中学時代はコーラス部だったけどね。あまり好きではないけど、コロナが落ち着いたら下手な歌でも歌いにカラオケボックスでも行こうかな。ま、積極的に会話して笑っていれば大きな声で歌わなくても大丈夫じゃないかな、とは思う。
いちおう、これらのことを頭に入れて生活するよう心掛けたい。
ところで、同じ番組中、過去の特集で、直木賞作家伊集院静さんの言葉を取り上げていた。「自分以外の人を思いやる心を持たせることができれば教育の8割は達成している」というもので、自分のことしか考えずに欧米流の「個人主義」に染まる人たちが増える昨今の日本で、至極名言だと思う。
故伊丹十三氏の言葉、「人の価値は、どんな大学を出てどんな地位に就いてどれだけの収入があるか、そんなことでは決まらない。いかに苦労をして、それがしっかり身についているかどうか。言い換えれば、人の痛みが解かってあげられるかどうかで決まる」、と同じく激しく同意。もちろん、努力して「いい大学に入った」ということは評価しなければならないけれど、「それだけでは決まらない」ということ。
なんかねえ、このコロナ禍でテレビも再放送ばっかりだけど、生でもリモート出演はもうウンザリ。バラエティもドラマも、過去の再放送のほうが丁寧に作られていたりして楽しめる。再放送最高!