昨年の11月、うちのと石川県の片山津温泉を訪れた際、現地在住の古くからの友人Nさんから、たまたまポケットティッシュを頂いた。第一生命の販促品のプーさんのティッシュだった。「あ、プーさんだ」と言うと、「プーさんが好きなの?」と訊く。「うん、うちのも僕も大好きで僕のメアドにも pooh て入れてるくらいだよ」と言うと、「じゃあ、友だちが第一生命に勤めてるから他にも無いか訊いてあげるね」とのこと。
その時は「うん、有り難う」と答えたけど、こういうのはたいていは「言ってみただけ」で、そのまま忘れられてしまうもの。ちゃんと覚えていてくれた、なんてケースなどほとんど無いものだが、それが、送られてきた。しかも、凄い量である。覚えていてくれたんだ・・・、と感動した。ま、元々がそういう人である。
もちろん、そのまま忘れられていたとしても何の文句も無い。だが、それだけに、届いた時の感激は大きいもの。しかも、想像以上の量なのだから。
いろんな種類のタオル
大きな巾着袋まで
ご当地の冷菓まで入っていた。なんだか申し訳ない (^◇^)
実は私も、「話の中でついでに約束した」ような些細な約束でも果たすように心がけている。契約書なんかでしっかり交わした約束より、相手だってほとんど忘れている小さな約束を果たすことでこそ信用が築けるもの。相手が感激していても、こちらは涼しい顔で「当然でしょ?」という態度でいることが重要。そうすると相手から「こんな小さな約束まで守ってくれるなら信用できる」と思って頂けるもの。
先日も、とくに約束していたワケではなかったが、うちにある某キャラクターグッズ(新品)を掻き集めて高校時代の後輩にドーン!と送ってあげた。以前に話の流れの中で「好きだ」と聞いていたからである。どうやら夫婦して好きだったようで、凄く喜んでくれて、私も嬉しい。
Nさんもそうだけど、互いに忘れず気遣うことで交流を深めたり継続することができる。寂しい老後を送るハメにならないようにするには、コツコツと約束を果たして不義理しないに限る。