昨年の4月にスマホ・デビューをして、アプリも最低限しか入れてなくて、まだほとんどスマホの機能を使いこなしておらず「宝の持ち腐れ」状態になっているのだが、今話題の、新型コロナウイルス感染症の接触確認アプリ「COCOA」を入れてみようかと思い、うちのに「入れてよ」と頼んだら・・・、
iPhone のPWが合わなくて入れられない。以前は幾つか入れられていたし、PWもいじってないから、合わないのはおかしい。だが、合わないものは仕方が無い。それで、本体を購入したビックカメラに持って行って相談することにした。当時の担当者(女性)は退職しているが、上司のUさんはまだいる。
行ったら、ちょうど店頭にUさんがいた。「こういう用件で・・・」と声を掛けると、商談用の席に案内してくれて、PWの変更手続きをしてくれて、さらに、「今チラッと見えたのですが、危ない設定が一つ入っているので解除しておきましょう」と言って、それも済ませてくれた。危ない設定、というのが何のことだか訊かなかったけど、たぶん、何かで「常に有効」とかになっていたんだろう。
それにしても、テーブルを挟んで私のスマホはUさんとは反対向きになっているのに、つまりスマホの画面が逆さまの状態で手際よく作業をこなす・・・、その状態に慣れているとはいえ神業である。画面が逆でも、チラ見しただけでそんな細かなところを見逃さないのだから本当にプロの仕事、凄い。
作業を終えて、Uさんに「助かりました。お幾らですか?」と訊くと、笑顔で「我々にはそういう費用を頂く権限が与えられていません」と言う。つまりはタダ、ということ。そして、こうも言う、「2階に行かなくて良かったですよ」と。ビックカメラの2階では iPhone に関する様々なサービスを提供しているのだが有償で、今回の作業も2000円くらいは支払うことになる、とのこと。Uさんを訪ねて良かった (^◇^)
たまたま持ち合わせていた美味しいお菓子を、「お世話になったので、良かったらどうぞ」と渡そうとすると、「そういうのもダメなんですよ」と辞退。そっか・・・、以前の担当者さんの時も、売り場の責任者の了解を取って渡したんだっけ。次の機種変更の時もビックカメラを使うことで恩返ししよう。
我々の商売でも、お客様から「オタクに伺って良かったです」と言われる時があって、お世辞でも凄く嬉しい。商売をしていると、そういうのは最高の褒め言葉の一つ。うん、Uさんを見習おう (^^♪