昨日の昼間、うちのから LINE が届いた。何やら荷物の送り状のような写真であった。直後に文面も届いて、「愛知の I さんから荷物が届いてるよ」とのこと。I さん、というのは高校時代の同級生、部活の新聞室時代の仲間(女子)、である。荷物の中身はお菓子のようだった。送り状に坂角とあったから。
直ぐに I さんに電話すると、「まあ、暑中お伺い、ということで」と笑う・・・。だが、最近、私が何かしてさしあげたとか、そういうことは無い。年賀状のやり取りは続いているが、電話も、互いに何年か掛けていないこともある。ここ1ヶ月くらいの間には何度か電話しているけど。
ただ、ふとしたきっかけで思い出したり「ああ、このお菓子を送ってあげよう」と思い付くことは私もよくある話。なので有り難く頂くことにした。高校を卒業してからでも50年・・・、今も気に掛け合う相手がいる、しかも一人や二人ではない、ということは我ながら「凄いこと」だと自信を持って言える。
更に昨日、岩手のたぁさんからメールが来た。明日の日曜日の午前中に岩手の美味しい水と岩谷堂の粒栗羊羹が届くらしい。その岩手の天然水は凄く楽しみ。地元では「知る人ぞ知る」名水みたい。
で、先日も、記事の中で恩着せがましく自慢したけど、国からの特別給付金の10万に自分のヘソクリ5万を足してお菓子など取り寄せていろんな人に届けたり送ったりしたけど、私はもう十分に元を取らせて頂いた。それは金額とか物の質や量でなく、心の問題。逆に気に掛けてくださる人もいて、いっぱいの笑顔を返して頂いたのだから本当にそれで大満足。押し付けがましくはあるだろうけど誰かに迷惑を掛けてるワケじゃなし。ま、ただの自己満足、と言えなくもないけど。
特別給付金の10万、自分の為に使おう、前から欲しいと思っていたものを買おう、なんて思ってなかったし。どうやって世の中に回すか、生かして使うか、それを考えての結論が・・・、お菓子のバラ撒きだった。自分がしたことで誰かが喜んでくれる、笑顔になってくれる、それだけで幸せ。
私の友人知人は大企業に勤めたりしていて老後の資金の心配はしないで済む奴のほうが多いけど、反面、心を赦せる友だちはほとんどいないだろうな、と思える奴のほうが圧倒的に多い。生き様を見ていて、あれじゃ友だちは離れていくだろな、と直ぐ解かったりして。要は「自分のことしか考えていない」ということ。負け惜しみでなく、カネは無いけど、私のほうが幸せな老後を送れると思う。
それは、人間関係だけでなく企業に関しても言えること。我々の業界、「(公益法人でありながら)自分たちの職責を通していかに世の中に貢献するか、などということは全く意識の外で、自分たちが儲けることだけしか考えていない」のだから、そんなに遠くない将来、この業界は行き詰まることになると思う。少なくとも、時代の流れで、大手は生き残れても中小の企業の多くは消えていくことだろう。
過去には、うちの立川支部(理事会)にも、支部の運営方法や業界の目指すべき方向などで提言したけど、支部長名で「理事の総意で回答いたしません」というFAXが一枚流れてきただけでお仕舞いだったから、まあ、何も期待しない。その時にみんな慌てればいい。私が廃業した後のことは知らない。
さて、今日はおやつに I さんからのお煎餅を頂こう、美味しいの知ってるから楽しみ (^^♪
そうだ、今日は、高校時代からもの凄くお世話になっている先輩Mちゃんの誕生日だった。後で電話しよう。それと、平成7年に亡くなった親父の命日でもある。もう25年・・・、あの日も暑かったなあ・・・。心の中で手を合わせよう。