一昨日の夜から頭がフラフラしていて、整形外科で処方された消炎鎮痛剤のセレコキシブ「KN」錠の影響かと思っていたのだが、以降は服用を止めていたのに昨日の夜になっても症状は改善されない。一日に朝晩2回飲む薬なのに、24時間たってもフラフラする、というのは他に原因があるかも、と思い、薬剤師である高校時代からの親友Mちゃんに電話して相談すると、「それ、そんなにキツい薬じゃないわよ。100mm?、200mm?」と訊く。「100mm」と答えると、「おかしいわね」とのこと。
Mちゃんは非常に優秀な薬剤師で、医師向けに「処方する薬を解かりやすく解説している本」を出している。高校時代、中間期末試験の前にはいつもノートを借りていた相手。私はMちゃんのお陰で卒業できたほど。だが、試験の前日にはノートを返さなくてはならないから、私は試験科目を2日前に勉強することになる。それ以来、私の記憶は2日間だけは維持できるが3日目にはキレイに忘れる。
で、「まだ、薬の所為ではない、と決めつけないように」とも言われたが、昨日今日はクリニックも休診だから問い合わせることもできない。それでいろいろ考えていたら、思い当たるフシが有った。
もしかしたら、熱中症の初期症状ではないかと・・・。思えば、ずっと家にいて冷房も効いているから、あまり水分補給をしていなかった。しかも、夜中にトイレに立つのが嫌で、なるだけ水分を取らなくなっていた。補給した量よりトイレで出した量のほうが多い。おそらく間違いないと思う。
それで、夕食後に甘酒を飲み、今日も甘酒を作ってもらうことにした。スポーツドリンクは、体液と成分が似ていても糖分が多い、という欠点もあるそうで、ま、ポカリなんかには頼らないようにしよう。
幸い、昨日、岩手のたぁさんから地元の名水「金命水」がドーンと届いた。
こんなところで採取できるらしい。
お薦めは「生で冷やして」らしいけど、いろんな用途がありそう。そのまま飲んでみたら、水道水に含まれているカルキや塩素の味が全く無く、水の味しかしない。熱処理していないから早めに頂こう。
運ぶのは大変だろうけど、こんな美味しい水が無料で手に入るのは羨ましい。ま、ド田舎だからね。
で、思い出した。
よく、テレビのドキュメンタリーなんかでアフリカの原住民の子供たちが草原を、野生の猛獣の襲撃を避けながら片道4時間も掛けて歩いて水を取りに行く様子を観るが、たぁさんもきっとあんな感じで熊から身を護りながら山の奥深く分け入って取ってきてくれたに違いない。
水分を補給したからと言って直ぐに症状が改善されることはなく、今もフラフラしているが、しばらくは慎重に様子を見よう。それにしても危なかった。昨日は一日布団に横になっていたが、気付くのがもう少し遅ければ今ごろは緊急搬送されていたかも。
タイミング良く水が届くし、私はまだまだ悪運が強いと思える。
そして昨日は同業者さんから枝豆がドーンと届いた。毎年送ってくださっていて、うちのが早速茹でてビールのつまみにしていた。いろんな方に気に掛けて頂き本当に幸せである。長生きはするもんだ。