2020年08月12日

缶コーヒーがよく売れる (^◇^)

夏休みを取って家にいると、たまたまだけど、いろんな人から宅配便が届いたりする。先日は、プリンターが急に壊れて急遽ネットで注文して届けてもらったりもした。宅配ではないけど、以前から予告のあったガスメーターの交換で作業をしてもらったりとか、いずれも炎天下のお仕事。

飲み物の好みはいろいろあるだろうけど、うちの冷蔵庫には「そういう人たちに渡す缶コーヒー」が常に用意されていて、必ず渡すようにしている。店なら「珈琲、サイダー、お茶、コーラ、何になさいますか?」と訊くけど、宅配のお兄さんたちは忙しいから、確認してから冷蔵庫に取りに行く時間も惜しい。だから無難なところで、糖分控えめの「キリン ファイア 挽きたて微糖」に決めている。

友人知人からリサーチしたところ、この「キリン ファイア 挽きたて微糖」が一番評判が良かった。だから、店と家に用意しておく分で6ケース纏めて注文して、家の1ケースは主に宅配のお兄さん用、店の5ケースは宅配のお兄さんと出入りの営業マン用に2ケース、そして3ケースはお客さん用。問題は、冬でも冷たい飲み物しか出せないことで、それは申し訳ないんだけど、ま、出さないよりマシ、ということで。

宅配のお兄さんに「いつもご苦労さま。これ、飲んで」と渡すと、「いつもすみませんねえ、助かります」と飛びっきりの笑顔が返ってくる。「あ、どおも・・・」と無表情に受け取られたことは一度も無い。

ここ数日、自分でも脱水症状を起こしていたから余計に思うんだけど、宅配のお兄さんもある意味、別の意味で「命懸け」のお仕事。きっと自分の好きなドリンクを車の中に用意していることと思うけど、配送先でそういうちょっとした気遣いを受けたなら、足りていたとしても嬉しいに違いない。

コロナ騒動で、自分のことしか考えない人たちが増えてきた。世の中が殺伐としている。マスコミやコメンテーターは挙って「安倍政権の責任だ、無策だ」と騒いでいるけど、それもあったとしても、基本的に、それは政治の所為でも行政の所為でもないと思う。一人一人の心掛けの問題だろう。

私の「お菓子のバラ撒き」、総額で18万になった。なんでそんなことをするか、と言えば、みんなが笑顔になって元気になってもらいたい、という思いもあるけど、子供の頃の体験が大きい。小学2年の時の伊勢湾台風で住む家が屋根まで浸水して、当時は仮設住宅など無く、着るものにも食べるものにも難儀していた時、日本中から寄せられた救援物資で生き延びさせて頂いた。米軍からの物資だったみたいだけど、コンビーフの缶詰を食べた時にはあまりに美味しくて涙が溢れた。だから、3.11の際には、年金支払い用に貯めていた35万もアッサリ義援金にした。全く「惜しい」とは思わない。

そういう体験をしているから、今度は自分が何かで役立ちたい、と思っているだけのこと。だけどまあ、同じ体験をしていても、私と同じように考えられる人のほうが少ないんだろうな、とは思う。自分が窮地を脱してしまえば恩義を忘れてしまう人のほうが多いことだろう。今の韓国みたいに。ま、人間、そんなもの。「人は変わる、人は裏切る」もので、自分はそうなりたくないだけのこと。偽善者でかまわない。

何度も書いているし、これからも何度も書くけど、立川支部の役員を「役立たずのポンコツ揃い」と私が非難していることで私のことを快く思っていない副支部長のK、私に「坂口社長、嫌われてますねえ。坂口社長の名前が出ると『ああ、ああ、ブログの人ね』と言う人もいますよ」と小馬鹿にして言っていたけど、救いようのない馬鹿である。Kには仕事を離れたら友だちはいないだろうな、きっと。だいいち、私と同じことは出来ないだろう、会員業者(仲間)のことなど意に介さず自分のことしか考えてないから。

私が(多くが古くからの)良き友人知人に恵まれているのは「不義理をしないから」だと思う。よしんば、不義理をしてしまっても必ず他で穴埋めするしね。相手に損をさせないことを考えて行動していれば、結果、自分も損をしないことになる。目先の損得を考えて行動すると、その時は得をしても、長い目で見たら、何も残らなかったりして。ただ、それには相当に強い信念とか忍耐力が必要ではある。

宅建業界がまさにそういう岐路に立っているんだけど、役員たちは「今が良ければ、自分さえ良ければ」でしかない。世の中は想像以上のスピードで動いていて、私が引退廃業する頃には今の形での宅建業は無くなっていることだろう。役員にも提言したけど聴く耳は持たないから後のことは知らない。

そうだ、缶コーヒー、そろそろ無くなりそうだからしっかり補充しておこう (^^♪

posted by poohpapa at 06:26| Comment(2) | プライベート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする