2020年08月16日

渡哲也さんのご逝去を悼む

出遅れてしまったけど・・・、

私は芸能界で(ご存命であって)一番の人格者は渡哲也さんだと思っていたから、とても残念。


ビートたけし「飲食店の支払いを」渡さん振り返る
日刊スポーツ新聞社  2020/08/16

カッコいいなあ・・・、私もそういうことをしてみたいな。私ができることはせいぜい「美味しい」と思ったお菓子をバラ撒くことくらい、それで精一杯。いつか渡哲也さんの真似ができるようになりたいもの。

心からご冥福をお祈りしたいと思う。

posted by poohpapa at 08:52| Comment(0) | 芸能・アイドル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

読み手さんのご意見を伺いたいこと

この件は、「それは間違っている」と言ってしまっていいか、もしかすると私のほうが間違っているのか、正直、完全な自信が無いので、読み手さんのご意見を伺えたらと思う。


数ヶ月前に、立川支部に新しい業者が加入したのだが、その会社名が、

仲介手数料40パーセント株式会社

そのものズバリの会社名。私が疑問に思っているのは、その会社の加入を認めたことの是非である。

通常、不動産業を開くには、1000万円を(供託を扱っている)法務局に供託するか、全宅、全日、いずれかの業協会に加入して(皆で支え合う形で)60万円を供託する必要がある。高額の商品を取り扱うワケだから顧客に不測の損害を与えることが無いよう、何かの際に補填できるようにしている。業協会に加入すれば1000万円を供託したのと同じことになる。もちろん、1000万で足りないこともあるが。

大手業者はともかく、ほとんどの業者は業協会に加盟している。ちなみに、私が開業した当時は、協会に加入している全国の不動産屋の85%が全宅、残りの15パーセントが全日に加入していたが、今はその差が縮まってきている。理由は、全日のほうが協会に加入するための諸費用が安くて審査が早いから。言い換えれば、それだけ全宅のほうが堅実に運営されていたということ。今思えるのは、正直、どっちもどっち。立川支部の実情だけ見ていると、全日のほうがマシだったかな、と思える。

で、協会に加入するためには、どちらも審査がある。アパートの入居審査と同じようなもので、担当者の面接も受ける。そこで書類に記載された内容だけでなく、人柄も見られることになる。

前述の、「仲介手数料40%株式会社」という社名の会社が加入の申請をしたワケだが、審査を通している。私には、そこが解からない。そもそもが、ADが入るのを前提にしている経営方針なんだし。

社名がそうなっている、ということは、そういう経営方針の会社だと解かるワケで、「お客さんや取引内容に応じて手数料を減額しますよ」という話でなく、全て頭から一律で、ということ。ホームズの紹介文によれば、「当社の仲介手数料は、条件・例外など一切なく賃料の40%(別途、消費税)となります。他社様、他サイトに掲載されている物件でもご相談ください。」とある。

うちも、手数料を貰わなかったり、減額することはある。だが、それは、交渉事が上手く進まずお客さんに迷惑が掛かってしまったとか、(私のポリシーに反して)納得いく結果にならなかったとか、そういう場合であって、他社の顧客を横取りするために「会社の方針として最初から謳っている」ものではない。

私が以前に記事にした「ウチミル」の経営方針よりはマシと思えるが、そういう会社名の会社の加入を認めるのはどうかと思う。

たしかに、不動産屋の仲介料は「上限が決まっている」だけで、それ以下なら法律に違反しているワケではない。タダでも問題はないことになる。「ウチミル」も、法律には違反していないことになるが道徳的には問題である。「当社は仲介手数料は頂きません。仲介手数料がゼロにできない物件は60%引きにします」と謳っていて、他社の顧客をも横取りしそうな方針。私が「そんな業者が立川支部の役員をやっているのはおかしいだろ」と支部に抗議したら、ウチミルのT社長を可愛がっていて今も副支部長をしているKが猛烈に私に噛みついた。その時に、「坂口社長、嫌われていますねえ・・・云々」という発言が飛び出した。以来、Kとは付き合っていない。互いに嫌っているし軽蔑しているから。

元々そのつもりで、というのでなく、協会に加入した後で途中から、食べていくためにそういう経営方針に転換した、というならまだしも、最初から仲介料を値引きすることを謳っている、しかも社名にまでして、ということになると、プロとしての知識と経験を生かして真面目に仕事に取り組んでいる同業者(仲間)に迷惑を掛けることになるのだから、いくら全日に新規加入者を奪われている現状があったとしても、加入を認めてしまうのはどうかと思う。最終的には支部長が判断したんだろうけど。

まあ、立川支部、自分たちも当たり前のようにADを貰っていて、私の改善提案を無視する役員ばかりだから、「ADを当てにして仲介料をタダにしたり割引する業者」のことを排除しにくい、ということもあるんだろうな。断る理由が無かった、とは私は思わない。「そういう経営方針であるのなら、立川支部への加入は承認できません」(実際には理由は非公開)にすべきだったのではなかろうか。この件は、役員による「末端の仲間に対する裏切り行為」だと私は考えている。

仲介手数料に関しては個々の業者の裁量に任せるのでなく、ADなどの(ほぼ不法な)金銭を貰わずに健全に経営できるよう協会が指導をして、受け取るべきものに関しては堂々と貰えるような環境を作っていかなければならない、と私は思うのだが、役員たちは目の前の利益しか見ていない。

新しく1万円札の肖像画になる「日本資本主義の父」渋沢栄一氏の、「商売をする上で重要なのは、競争しながらでも道徳を守るということだ」という言葉はとても深い真理だと思う。立川支部の役員たちで、この言葉の意味を理解できる人間は皆無じゃないかな。いちおう、某役員には私の意見を伝えたが、明確な回答は得られなかった。それは立場上致し方ないと思う。

というのは私の考え。皆さんは、この業者の立川支部への加入、および、それを認めた支部の判断を「当然」「問題ない」と思うか、「おかしい」と思うか、忌憚のないご意見をお聞かせ頂けたらと思う。


posted by poohpapa at 06:30| Comment(8) | 宅建組合の行事と活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする