うちの管理物件のマンションにルームシェアで入居している娘さん二人組、ルームシェアを解消することになった。春に入居したばかりで、まだ5ヶ月・・・、喧嘩したワケではないそうだが、寂しいなあ。
以前も書いているけど、
私も、上京して直ぐの頃、会社の寮生活に耐えきれず、池袋に住んでいた高校時代の先輩が「だったら俺のアパートに来ればいい」と言ってくれて、4畳半、風呂無し、トイレ共同、というアパートに転がり込んだけど、向こうは学生(早稲田の応用物理)、私は社会人、いくら仲が良くても生活様式やリズムが合うワケがない。夏休みになって帰省した先輩が東京に戻ると、直ぐにアパートを出て行った・・・。
その年の9月の末に会社に電話があって、「坂口よ、いくらなんでも寒くてかなわんで、掛布団、返してもらっていいかなあ・・・」とのこと。掛布団が借り物だったことをすっかり忘れていて、次の休みに池袋から西荻窪まで、電車を乗り継いで担いで返しに行った。一番お世話になった先輩である。
その先輩、後に郷里のロータリークラブの会長や市の教育長にまでなっていて、今も親しくお付き合いをさせて頂いている。先日も超高級葡萄を送ってくださったりして。私が送ったのはお煎餅だけど (汗
そういう体験をしているから、ルームシェアをしようとする若者には自分の体験談を話して、免疫をつけるようにしている。ちなみに、男女で言えば、女同士のルームシェアのほうが上手く行く。
まあそれでも、私がどう話しても二人の意志は変わらないだろうな。家主さんにお話しすると残念がっておられたが、私を責めることなく「大丈夫ですよ、仕方ないことです。こういうご時世なので次の入居者探しも時間が掛かるでしょう、承知していますから気にしないで。お二人の退去に関してはお二人にとっていいようにして差し上げてください」とのお言葉。嬉しくて涙が出た。そんな家主さんばかりじゃないから。
で、二人のうちのお一人が30日(日)に当社に部屋探しの相談におみえになる。精一杯頑張ろう。
あと一件の辛い話は・・・、
「それは無いでしょ!?」と腹立たしく思った法人のキャンセルの話、ここには書かないで住宅新報版ブログに書こう。本当は、法人名を(再び部屋探しをするであろう)地域の同業者に「こういうことがあったので気を付けて」と注意喚起したいくらい。キャンセル理由や経緯が無責任の極みだから。
はあ・・・、一人でやってると、定休日であっても(心は)なかなか休ませてもらえないなあ。
昨晩は6時に就寝して、12時頃トイレに行って、それから4時まで寝ていた。晩飯も食べていないし、風呂も入っていないや。うちのが「寝てたら起こさないからね」と言って配慮してくれたので。今朝、シャワーを浴びて店に出よう。また憂鬱な一週間が始まる。月末月初はいつもそうだけど、今週は忙しい。