2021年01月16日

昨日、クリニックから怒って帰ってきた

私は右の腎臓が機能していないので、普通の生活はしていても健康にはそこそこ気を遣っている。

時折り出る原因不明の「気持ち悪い・・・」という症状がどこから来ているのか知りたいし、日常生活で何に気を付けるべきか知りたいので、最近になって各科専門のクリニックに通うようになった。

昨日は朝一番で一仕事片付け、立川駅南口すぐの皮膚泌尿器科のクリニックに10時40分頃到着。私の前に3組が待っていた。その後、ポツポツと患者が入ってきて、予約制ではないから30分も待たずに済むだろな、と思っていたのだが・・・、私の後から診察券を出した患者が次々に呼ばれる。

先生は一人だから診察室は一つ。「診療の内容によって診察の順番が前後することもあります」と書いてあって、それは理解しているつもり。よく、レストランの中にも「ご注文の料理によって提供する順番が前後することがあります、ご了承ください」と掲示があって、それは当たり前だと思う。

だが、私が一番最後になってしまった。先生が順番を決めているのではないのは解かる。次々に来る患者の診察順を、診察室から先生が「この人は3番目にして、こっちの患者を先」などと指示することは無い。順番を決めているのはスタッフ。ただし、救急車で運ばれてきたワケでなく、年寄りもいれば若い男性や女性もいる。どうやって順番を決めているのか基準が解からない。ともかく、私が最後になった。

クリニックに入って1時間近く・・・、一人二人ならともかく、後から診察券を出した患者が3人先に呼ばれたので「帰ろうかな」と思って、コートーを着たり脱いだりしていたが、我慢をして、残った二人のうち別の患者が呼ばれた時に意を決した。もう他に誰もいなくなったから次は私、と判っていたけど。

受付に行って、「すみません、先ほどお預けした保険証を返して頂いていいですか?」と言うと、「ああ、こちらですね」と何の疑いもなく返してくれた。その時に「保険証と診察券を返してください」とは言っていない。二度と来ないつもりだから診察券はもう必要ないから。

受付の目の前のエレベーターホールに向かったら、受付のスタッフが少しザワついているのは分かったが無視。ちょうどその時、診察室のドアが開いて私の名前が呼ばれて、受付のスタッフが飛んできた。エレベーターのドアが開いて私が中に乗り込んだので、「先生がお呼びですけど」と必死でエレペーターのボタンを押してドアを閉めさせない。何度も「先生がお呼びです」と言っていたが戻る気は無い。

この時期、泌尿器科といっても、クリニックの待合室で長く待たされるリスクは避けたいところ。ただし、待たされるのはお互い様だから先に呼ばれた患者さんたちには何の責任もない。

受付のスタッフとしばし睨み合いが続いたが、「もういいですから」とエレベーターのドアを閉めさせてもらって帰ってきた。スタッフは私がどうして怒ったのか理解していないと思う。単に「長く待たされたから怒っている」くらいにしか思っていないだろう、そのほうが自分たちも楽だから。保険証を返してもらう時も穏やかにお願いしているし、怒鳴りつけてもいない。二度と来ない、というだけ。

以前も、グランデュオ(駅ビル)のレストラン街の大戸屋で似たようなことがあった。客席は半分も埋まっていないのに狭い席に通されて、後から来た若い男性が一人なのに広い席に通されているのを見て「なんだかなあ〜」と思っていた。我々が席に着いて20分後、女性の二人組が隣の席に着き、そのうちの一人が我々と同じものを注文。そっちが先に出てきた。なんで?、である。

その時もスタッフにクレームを付けずに黙って帰ってきた。スタッフは「え?」という顔で慌てて厨房に入っていったが、時すでに遅し、である。何も食べずに帰ってきて、それ以降、(別の店舗にも)大戸屋には二度と行かない。一度不快な思いをしたら二度と行かない。

私は「怒るポイント」というか「沸点」が他の人とズレていると思う。「よくそれで怒らないでいられるね」というくらい我慢することもあるし、「なんでそれくらいのことで怒るの?」という時もある。元妻の実家で陰険な仕打ちに14年間も耐えてきたくらいだから相当に我慢強いとは思う。

レストランで、たまにオーダー間違いされても絶対に怒らない。他に(その料理を)注文している人がいなければ私が食べる。客の心無い一言で前途あるスタッフを潰してしまったりすることはよくある話。私がスタッフにお菓子を届けるのは「励みになってくれたら嬉しい」からに他ならない。

まあ、温厚な私が(どこが?、という突っ込みは無しね)腹を立てるくらいだから、クリニックは自分たちで理由をよくよく考えて、修正してくれたら嬉しい。先生の腕は凄くいいのだから。

posted by poohpapa at 08:05| Comment(4) | 私の街 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする