昨日、うちのと、いつも通り、週一の Jonathan's でのランチに行ってきた、手土産を持って。
その手土産はお菓子ではなく、国分寺市西町にあるフェルマータというパン屋さんの食パン。
そこの食パンは「美味しい」なんてモンじゃない、おそらくは東京一だろう。以前湘南地域に住んでいる知人にあげたら、「鎌倉に一斤1000円のパン屋さんができたけど、そこのパンよりずっと美味しい」と喜んでくれて、フェルマータの食パンは一斤230円。4斤買ってお釣りがくる。私なんか、ご主人に「値上げしなよ、400円にしても客は離れていかないから」といつも進言しているほど。
1斤230円でその美味しさだから、予約しないで行くと買えないので必ず予約して行く。基本の食パンがその味だから、他のパンも美味しいのは当たり前。ご主人、儲けようとしないのが素晴らしい。
私は行くたびに10斤購入する。店からは徒歩30分、それを往復歩く。行く時は手ぶらだが、帰りの食パン10斤は(まだ水分が多いから)重い。だが喜んでくれる顔を思い浮かべたらどれほどの苦労でもない。お菓子と違って誰もが「凄く美味しかったです」と喜んでくれるのだから。
10斤をどう分けるか、バラ撒くか、と言えば、4斤はうちの分が2斤と、必ずお届けする人が二人、あとは、その日の行動範囲によってまちまち。なんせ、届けたその日の夜には先ずは生で食べて頂きたいから、その日に会えない人には渡せない。で、昨日は Jonathan's のスタッフ。
Sさんに1斤、S2さんに2斤、Oさんに1斤。本当はベトナム人留学生のスタッフ、Gちゃんにもあげたかったけど昨日はお休み。また機会があれば届けてあげよう。他国で頑張っているのだから。
S2さんに、「キッチンを担当しているOさんに1斤渡しておいて」と頼んだから、Oさんが我々のテーブルにやってきて、丁寧にご挨拶なさって、お菓子をくださった。どう考えても「わらしべ長者」(^◇^)
先日、フルーツパーラー TAKANO の白桃チョコをくださったS2さんが気にするといけないので、S2さんには本当の値段を話して、Sさんに「あの食パン、いくらすると思う?」と訊いたら、「400円かなあ」と言う。それでわざと嫌〜な顔をして、「冗談じゃないよ、食べてみれば解かるよ、1斤1000円だよ」と言ってやった。レジで清算する際、S2さんに「本当の値段教えておいて」と頼んだ。Sさん、怒るだろうな (ぷっ
実はS2さんとOさんは、(あまりに美味しそうだったので)奥で1枚ずつ食べたんだとか、早っ!。それで「本当に美味しいですね」と破顔。私にとって、その笑顔が最高のお返し、凄く嬉しい。
またタイミングが合えば届けて差し上げよう。そんなことで元気が出てくれたら嬉しいから。