2021年05月12日

「武漢コロナ」ワクチン接種狂騒曲、第2楽章(予約編)

うちの店の家主さんと義妹さん、ワクチン接種の予約で「連日電話をし続けているけど一向に繋がらない」とのこと。5月6日に予約を受け付けて昨日で丸6日。私と入居者の老婦人の予約は6日の午前中には取れたし、6日経っても電話が繋がらないなんてことがあるものか・・・。

「私の予約と、頼まれていた入居者さんの分は6日の9時くらいには取れましたよ」と言うと、二人とも「ええええ!」と驚いていた。「よく取れたわねえ、私たちはもう諦めたわよ」、と言う。

「政府は『ワクチンの数は足りている』と言っているのに、予約しないと接種が受けられない、しんどい思いをしないと予約が取れないなんて、おかしいよね」と言うと、「ほんとよねえ」と呆れていた。

「私が予約を取りましょうか?」と言うと、「お願いしていいかしら」とのこと。私が今の店を借りて4半世紀、どれだけお世話になったか知れない。ここでお役に立たなくていつお役に立てるのか、という話。

市から送られてきた案内の封筒を預かり、4時半から20分くらいの間に40回ダイヤルして、ずっと「こちらはNTTです、お掛けになった電話は・・・」だったけど、41回目でようやく呼び出し音が鳴った。ところが、そのまま待つことしばし、なかなか担当者が出ない。繋がったのに「ただ今お電話が大変混みあっています。このままお待ちになるか、しばらくたってからお掛け直しください」とのアナウンスが流れる。掛け直すものか、である。せっかく繋がったのに、切ってしまうのは勿体ない。5分ほど待ったところで担当者が出た。「よし、これで予約が取れる」と思ったら・・・、

「申し訳ありませんが、本日分の予約は終わりました。明日から、26日までに接種できる枠の分の予約を受け付けますので、1週間ほどして掛け直してください」だと。へ???、言ってる意味が解からない。

明日、電話かネットで申し込むべく努力して、繋がったら予約すれば良さそうなもの。1週間後に、というのが意味不明。訊くと、「明日は電話が混みあうことが予想されます。1週間後なら電話も繋がりやすくなっているかと思います」とのこと。ネットが出来ない年寄りだと思われてそう。

「でも、一週間後に電話したら、また『本日の分は終了しました』と言われる可能性もありますよね」と言うと、「それは有り得ます」だと。おいおい、である。無責任の極みではないか。

「数は足りている、足りなくなることは無く全員が受けられる」と言うなら、ワクチンの特性上「保管方法が難しい」としても、一定期間、市内の数か所を接種会場にして、どの会場で受けるか決めてもらい、毎日の必要数量を把握して実施すればいい。横浜は、病院でなく市内2か所に設けられた会場で接種を受けるんだとか。人口500万人の横浜でさえ、である。ただし、それでも予約は必要らしいが。

まあ、ほとんどが子供や孫に頼んでいるようだが、電話を掛け続けるのが難しい、或いはネット環境も無い高齢者に予約を取らせるのは無理がある。「スマホで申し込む場合は右下のQRコードから・・・」と言われても、それが理解できれば苦労はしない。他に方法は無かったものか。少なくとも、独り暮らしの高齢者に対する配慮は必要だったのではないか、と思えてならない。

明日、いつもの「 Jonathan's のモーニング」に行って、帰ってきたら予約すべく頑張って、10時から自分のワクチン接種を受けてこよう。なんか、ハードな定休日になりそう 💧

posted by poohpapa at 05:29| Comment(4) | プライベート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする