あと2ヶ月後に開催が迫っている東京オリンピック、開催に賛成か反対か、で意見が割れて、国民の7割は反対しているようだけど、私は、「賛成か反対か」でなく、「可能か不可能(無理)か」で考えている。
私には死ぬまでの夢が二つあって、一つが「リニア新幹線に乗ること」、もう一つが「再び日本でオリンピックが開かれるのをこの目で見たい」というもの。リニアは・・・、間に合うかどうか際どいところ。まあ、試乗して時速500 Km を体験したけどね。これで東京オリンピックが無観客で開催、なんてことになったら、どっちも中途半端な「夢の実現」になってしまうなあ・・・。でも、人生って、そんなもの。
で、(他力本願な)夢ではあるけど、東京オリンピックの開催に関しては、私は「無理」だと思っている。現状で開催することの意味や意義を見つけることができない。日本がコロナを克服してオリンピックを開催できたことを世界にアピール・・・、なんてできないし。「やればいい」て話ではないし、無理に開催してもリスクだけが残る。ただし、「国が開催する」と決めたなら成功するように応援はしたいとは思う。
オリンピック開催のために今まで何兆円注ぎ込んだとか、それらが無駄になるとかは考えない。全部が無駄になるワケではないし、開催すると決まったなら個々人ができることで応援するのが国民の義務。それは、自分は開催に賛成だったか反対していたか、とは関係ない話。
そうこうしているうちに、新しく三つ目の夢もできてしまった。うちのとノルウェーに行って、ノルンの遺骨(一部)を、ノルンのルーツであるノルウェーの大地に散骨してあげたい、というもの。全部散骨してしまったらノルンだけ置き去りにして帰国するような気分になるし、これから何に手を合わせたらよいか解からなくなるから、散骨するのは一部、にしたい。
それと・・・、
うちのに往復ビジネスクラスに乗ってもらうのも夢。ノルンがいて留守番しなければならなかったとしても、私だけ海外旅行に行くのに嫌な顔もせず毎月3万の旅行積立を許してくれて「元気なうちしか行けないから行っといでよ」と、いつも快く送り出してくれるし、北欧への往復、一人分だけビジネスクラスにアップグレードできるマイレージが溜まっているしね、ここで女房孝行しないでいつするのか、という話。
でも、コロナが落ち着いたとしても、直ぐには行けないだろな、それまで生きていられるかなあ・・・。
一昨日も親友と電話で話していて、同級生の訃報の話が出て、私なんかは、今、生き永らえているだけでも幸せ、まだ生きてるだけで勝ち組だと思える。不平不満を言ったらキリがない。対案も無く政府を批判や非難したりせず、我慢すべきは我慢して、日本人らしく、譲り合い、助け合いの精神で生きていこう。我々はC国人やK国人とは違うのだから。
さて、それにしても、IOCの汚いことよ。世界で一番「カネまみれのクソみたいな組織」だと思う。