大手ではない不動産屋は、お盆休みは(お盆を挟んだ)水曜日から水曜日までの8日間。当社は11日から18日まで、となっていたが、それより短い不動産屋もあれば、向かいのDホームみたいに10日から18日までの9日間、という会社もある。いずれにしても今日が最後の休み。
この後、Jonathan's のモーニングに行くから、今日はいつもの定休日と同じ。8日間の休みを取って「しっかり休めたのか」と言えば、そんなことはない。毎日、クレームの電話が入ってくる。入居者だけでなく、家主さんからも。「盆休みが明けてから対処します」と言うワケにはいかないから直ぐに対処するが、リフォーム業者や住宅メーカーが休んでいたりするので、結局は休み明けにしか対応できないんだけど。
この時期、一番多いのが、「エアコンが効かなくなった」というもの。使っていない春や秋、真冬にエアコン(クーラー)は壊れない。壊れていても気が付かない。だからこの時期に重なる。だが、修理依頼は電器屋さんやメーカーにも殺到しているから、連絡しても直ぐは来てもらえない。
せめて、暑くなる前に試運転して、ガスが抜けてないかくらいチェックしてくれたらなあ、と思う。
さて、夏休み中に凄くショックなお知らせがあった。ある家主さんがお亡くなりになったのだ。亡くなられたのは8月7日で、家族葬で済まされたとのことだが、落ち着かれたら是非ご焼香に伺わせて頂きたい。
私は、その家主さんから、いろんな「人生の教訓」を与えて頂いた。私が何か相談して、自分では「どう考えても私の言い分のほうが正しい」と確信しているようなことでも、しっかり話を聞いてくださった後で、「坂口さん、それはアンタが悪い」と言われることもしばしば。いずれも「目から鱗」で、なるほど、そういう考え方もできるか・・・、といつも納得がいった。「冗談じゃない!」と思ったことは一度も無い。
こちらのブログに、私が「これで正しい」と信じて書いた記事に、「それは違いますよ」とか「こういう見方もできますよ」と指摘してくださる読み手さんのような存在。今も、その家主さんから教えて頂いた教訓は生きていて、「こんな場合、あの家主さんなら何と仰るかな」と考えることがよくある。だから寂しい。
夏休み中、ずっと傘が必要な天気だったが今日だけは天気がもちそう。明日から崩れるみたいだけど。
昨晩は夕食をとらずに7時に就寝して、3時半に尿意で目覚めた。だんだんと体調が悪くなっているのでエンディングノートを仕上げたかったのだけど、いろいろ雑用が入って、また先延ばしになってしまった。公私とも、私が急に死んだら困る人がいるのも事実・・・、無責任な死に方はしたくないんだけど・・・。