今、甲子園がどうなっているか(どこが勝ち進んでいてどこが敗退したか)知らないが、今年の大会は記録的な豪雨や二度目の梅雨のような天気に見舞われて甲子園なのに雨天コールドゲームになったりしているとか。甲子園まで来て、晴れの舞台が無観客、地方予選じゃあるまいに、雨天コールド・・・、敗けた選手たちは悔しくて堪らないだろうな。過去には最終回に劇的な逆転なんてことは何度もあったのだし。
かと言って、ドーム球場でやったんじゃ意味が無い、炎天下の甲子園だから高校野球なんだと思う。
高校野球に関して、こんな記事を見つけた。
「あの松坂の姿だけは、頭に焼き付いて…」名将・渡辺元智が振り返る、ボロボロのエース松坂大輔の“意地と涙目”《横浜×PL、延長17回の死闘》
Number Web 中村計 2021/08/19
ほんと、壮絶な試合だったのを記憶している。甲子園と言えば、劇的な逆転サヨナラ、奇跡のバックホームは付き物で、一度負けたら敗退だから、プロ野球とは真剣味が違う。最後の一人まで諦めない。それは元々「日本人の国民性」でもあると思うけど。それで戦時中アメリカは日本軍に手こずっているし。
ところで、日本の高校野球史上、最高のピッチャーは誰だったんだろう。松坂は確実に5本の指に入ると思う。江川は・・・、高校時代がピークで、六大学、プロ、と進むにつれ、だんだんと球威が落ちてきたような・・・。高校時代だけでの比較なら五指には入るだろうけど。
私は朧気にしか覚えていないけど、まだドラフト制度が無かったころ、高校を中退して東映フライヤーズに入団した尾崎行雄が一番かなあ・・・。対戦した選手が「いつ球が通ったのかまるで分らなかったくらい速かった。えっ?、と思った時にはキャッチャーミットが鳴っていた」と言っていて。プロに行って酷使されて、花の命は短くて、で、プロで活躍した期間は短かったけど。
話はズレるけど、してみると、キャッチャーって凄いと思う。ピッチャーは途中交代することはあるけど、一人で一試合に100球以上も時速140〜160kmで飛んでくる(早すぎてバッターが見えない)ボールを全て受けるのだから。一球受けるだけでも怖いよね。個人的には、記録上では上を行く一塁手の王貞治より(重労働な)捕手の野村克也のほうが断然凄いと思う。三冠王も獲っているしね。
高校時代に活躍したピッチャーを、今、全員、当時に戻して並べて比較したなら、誰が一番凄いピッチャーなんだろな・・・。球速だけではなく、地肩の強さや制球力、スタミナ、野球勘なんかも鑑みて・・・。
で、「いやいや、こいつが凄かったよ」と知っている人がいたら教えてほしい。